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英国の民族の概念
イギリス人、イングランド人、スコットランド人、アングロ・サクソン人の4つの概念をそれぞれ分かりやすく区別して教えて下さい。その際、その概念を知るのに使用した参考文献を挙げて下さると助かります。よろしくお願いします。
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- zep19
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イングランド人やスコットランド人は英国民である前に各々イングランド人、スコットランド人であるという意識が強いです 民族意識、ネイション的なイングランド、スコットランドという概念が内側にあり その外側に共同体意識、エトノス的とも取れる英国民という概念があるのではないでしょうか もともとイギリス人(Britons)の概念を持ち込んだのはスコットランド王ジェームスです ジェームスがイングランド女王エリザベス没後、イングランド王を兼任、同君連合となり、ジェームス6世として即位したとき イングランドより国力の劣るスコットランドがイングランドに同化されまいと イングランド人、スコットランド人である前にイギリス人であるという概念を根付かせようとしたのでした 結果的に目論みは失敗しましたが、例外的にイギリス人(Britons)の民族意識を出身民族より頑なに持ち続ける地域があります それは北アイルランド(アルスター)の新教徒です かつてアルスター植民により定住した新教徒は イングランド出身、スコットランド出身に関わらず出身民族を主張するよりイギリス人であることを主張しているのです (当然北アイルランドの旧教徒はアイリッシュであることを主張しますが) アングロサクソンに関してはイギリスより海外で論ざれる場合に使われることが多く 批判的論調として使われることも少なくないです ただイングランドはノルマン人(北方人を祖先に持つ民族・文化的にフランス化した北西仏ノルマンジー半島人)、アンジュー家の支配により 貴族等上層階級がフランス化したため 清教徒革命の際、清教徒側がカトリック、フランス化した貴族に対する新教徒、アングロサクソンである市民の主導権奪回の戦いと位置付けていた部分もあります 長文失礼致しました
- murskkaoru
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まず、大きな島は、ブリテン・アイルランドですね。 ブリテンの名は、フランスのブルターニュと同じくケルト系のブリトン人です。 そこにローマ人が侵略します。 その衰退後にゲルマン人が侵入します。アングロ・サクソン・ジュート人です。 アングルランドが「イングランド」です。 ヘプターキーとは、ゲルマン人諸国家です。いわば、戦国の七雄です。 その内のウェセックス王エグバートとその孫アルフレッドが「イングランド王国」を統一します。 ノルマン人のクヌートが侵攻し、エドワード懺悔王まで続きますが、子をなさず、 ノルマン・コンクェストとなります。ノルマンディ公ウィリアムもノルマン人です。 その後は、アンジュー伯が王位を継承し、いわゆる「イギリス」を形成していきます。 出典としては、トレヴェリアンの『イギリス史』を挙げておきます。みすず書房です。
- SPS700
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下記の「地方行政区分」がお役に立つかと http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9