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地下鉄
地下鉄の父早川徳次が地下鉄を作るまでに起こった事故はどんなのがあるんですか?
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東京地下鉄道(株)の上野浅草間の工事は、 大倉土木(株)<現:大成建設(株)>が施工、 二年三ヶ月余りで竣工しましたが、その間、 近隣の騒音苦情とか、1926年2月27日付朝刊によれば、 沿線住民から井戸水が涸れて困るという苦情が持ち上がった。 豆腐屋のおかみさんはぷりぷりして、 「今までは水槽に昼まで6杯汲んでもまだ余り、往来へまくことができたが、 今は商売にも差し支える始末。初めは雨が降らないからだと思っていたが、 地下鉄道のお陰だとわかりました。夏には商売が上がったりになるでしょう」 と訴えている。 豪雨による冠水や両側土留め崩壊による道路陥没、 田原町付近で地盤が大きく崩壊したためφ250mmガス管破損による引火などで、 全ての交通を遮断する事故が絶えなかったようで、具体的には… 土木工事・建築に関する話題中心の戦前雑誌「工事画報」によれば、 下記のとおりです。 ◇「工事畫報十月號」1926(大正15)年10月発行第2巻第10号 http://library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/02-10/02-10-0382.pdf 工事タイムス-鐵道- ■八月二十五日 上野淺草間の東京地下鐵掘鑿工事個所に土砂崩壊して 瓦斯管に引火したが負傷はなかつた、 原因はIビームの竪柱に横の土壓を受けたものらしい。 新聞記事は大袈裟なものであつた。 ◇「工事畫報十二月號」1926(大正15)年12月発行第2巻第12号 http://library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/02-12/02-12-0417.pdf 工事タイムス-鐵道- 〇地下鐵工事 で十月二十六日淺草區榮久町道路に長さ13間、 幅4間深9尺程の陥没が生じた、原因は地下鐵掘鑿個所に舊下水があり、 漏水のため土壓の變化を生じたらしい、 人家にも被害はなく十八時間程で復舊し車馬の交通を許した。 ◇「工事畫報二月號」1927(昭和2)年2月発行第3巻第2号 http://library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/03-02/03-02-0447.pdf 工事タイムス-鐵道工事- 〇地下鐵工事の事故 東京地下鐵工事の淺草榮久町にて一月十四日午前七時 龜裂を生じ長さ13間、幅2尺の間が6寸程陥没を生じた。 参考URL ◆YOMIURI ONLINE>データベース>オンコチ(温故知新聞)> 第51回 地下鉄 異空間がつながる時 http://www.yomiuri.co.jp/onkochi/on20080630_51.htm ◆~~想いのままに 気の向くままに~~ >建造物文化遺産を訪ねて>鉄道施設-地下鉄銀座線 上野~浅草間 http://www5e.biglobe.ne.jp/~yajima/cultural%20heritage-10.html ◆土木学会図書館>土木建築工事画報 http://library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/ 以上 少しでもヒントになれば幸いです^^
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- siege7898
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確かトンネル内に妖怪が大発生して学天則が駆除したんじゃなかったっけ?
お礼
ありがとうございます。また、知っていることが1つ増えました。
お礼
詳しく教えていただきありがとうございます。