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数IIIの問題
関数f(x),g(x)をそれぞれ f(x)=sinx, g(x)={1-│x│(│x│≦1のとき) 0(│x│>1のとき)} とする。また,bを0<b<πとなる定数とし,正の実数aに対して I(a)=∫(-2a+b→2a+b) f(x)g(x-b/a)dxを考える。 (1)I(a)を求めよ。 (2)h(x)=xsinx+cosx-1とする。方程式h(x)=0はπ/2<x<πにおいてただ1つの実数解をもつことを示せ。また,この解をx=cとするとき,a>0におけるI(a)の最大値は2(sinb)(sinc)であることを示せ。 が答えをみてもよく分かりません。 (1)で │x-b/a│≦1すなわちb-a≦x≦b+aだから, とあるのですが、なぜ│x-b/a│≦1なのですか? (3)の後半も教えてください。
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- info22_
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(1) I(a)=∫[b-a,b] sin(x){1+(x-b)/a}dx +∫[b,a+b] sin(x){1-(x-b)/a}dx = … (途中計算は省略。ご自分でやってみて下さい。) =2sin(b)(1-cos(a))/a …(△) (2) h(x)=x*sin(x)+cos(x)-1 π/2<x<πで h'(x)=x*cos(x)<0 なのでh(x)は π/2<x<π で単調減少。 かつ、h(π/2)=(π/2)-1>0, h(π)=-2<0 なので h(x)=0は π/2<x<π の範囲にただ1つの実数解をもつ。 (3) c*sin(c)+cos(c)-1=0 (π/2<c<π) …(☆) I'(a)=2sin(b)(a*sin(a)+cos(a)-1)/a^2=2sin(b)h(a)/a^2 (☆)より I'(c)=0 h'(x)=x*cos(x) 0<a<cではh'(a)>0,c<a<πでh'(a)<0より 0<a<cではI'(a)>0 → 単調増加 c<a<πでI'(a)<0 → 単調減少 従って a=cで(△)で与えられるI(a)は最大値I(c)を取る。 (☆)から c*sin(c)+cos(c)-1=0 (π/2<c<π)なので (1-cos(c))/c=sin(c) …(▲) (△)と(▲)から ∴I(c)=2sin(b)(1-cos(c))/c=2(sinb)(sinc) (π/2<c<π)
- naniwacchi
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こんにちわ。 ひとまず、(1)だけ 一言でいえば、積分区間を限定するための下調べの部分です。 実際、積分の値に寄与するのは |x-b/a|≦ 1のところだけです。 ひっくり返して言えば、b-a≦ x-b/a≦ b+aの区間以外では I(a)の値は 0です。 もともと I(a)の積分区間は b-2a≦ x≦ b+2aであり、a> 0でもあることから b-2a< b-a≦ x≦ b+a< b+2a と積分区間に |x-b/a|≦ 1の区間が包含されていることを述べているだけです。 結果、 I(a)=∫[b-a→b+a] sin(x)*(1-|x|) dx を計算していくことになるということです。