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ごとき
大丈夫です。お弁当ごときできないわけがない。 「ごとき」は助動詞「ごとし」の連体形で、「ような」という意味じゃありませんか。この場合にはどういう用法でしょう。「など」に言い換えたらもっと自然だと思いますが。詳しく教えていただければありがたいです。よろしくお願いします。
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文法的にはそのとおりですが、使われる場面が限られているのです。 お弁当ごとき(簡単な物) 貴様ごとき(力のない者) あんなやつごとき(くだらない人物) パソコンごとき(単純な操作) など、相手・対象物を軽く見る場面で使われます。 前に「たかが」がつくことも多いようです。「たかが自転車ごとき、乗れないわけはない」 「ごとし」は現代語ではあまり使われなくなった、古い言葉です。それをわざわざ使うのですから、そこに特別な意味をこめて使うという用法が一般化したのでしょう。 「など」にも同じような用法はありますが、「など」はごくふつうに「他にも同様のものがあることを推測させる」という用法もあり、話し手がどちらの意味で使っているかが判断しにくいことから、「軽く見る」の程度は強くないと言えるでしょう。 すばらしく日本語が上達しましたね。「質問文におかしいところが…」という一文がなくなりました。たしかに、こなれた日本語になっていらっしゃいます。努力なさったのですね。
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こんばんは! 《比況の助動詞「ごとし」の連体形》活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付いて、比喩(ひゆ)・例示を表す。…のような。「彼が言うごとき結果になる」「彼のごとき人物はこの世に二人とはいない」「眠るがごとき大往生」 [補説]現代では文章語的表現、または改まった表現をする場合に用いられる。 これが、質問者様が仰る「ごとき」の意味です。 例えば有名な「風林火山」で例えると 「動かざること山の如し」です。 この、ごとしを、などに置き換えたら如何でしょうか? 全くの意味不明になってしまいます。 ごときとは、悪い意味でもあり、良い意味でもあります。 ですから、ごときはごときで、置き換えは必要ないのでは?と思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。参考になりました。
- RKwarawara
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大丈夫です。お弁当ごとき出来ます。 「ごとき」という簡単な事に対して見下す言い方を使ってしまっているのと「できないわけがない」という出来ることが当然なのを強調する使い方は意味合いが重複してしまっています。だから、堅い表現になってしまうのです。 ですので、「ごとき」「できないわけがない」のどちらかを柔らかく表現するといいでしょう。 仮に「など」に変えた場合、「大丈夫です。お弁当などできないわけがない」と「など」に変えても「できるわけがない」に違和感はありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。勉強になりました。
- 1582
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大丈夫です。お弁当のような(簡単なこと)できないわけがない。 って感じじゃないですかね
お礼
なるほど、これで納得できます。ご説明ありがとうございます。
お礼
ご説明ありがとうございます。わかりました。「お弁当のような簡単な物」の略した形だと理解していいですね。勉強になりました。これからもご指導のほどよろしくお願いします。