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[確率]一致推定量

確率の一致推定量の問題です。 母平均μが既知のときに、標本分散(1/n)Σ(Xi-μ)^2は母分散σ^2の一致推定量であることを示せ。 ただしV[(Xi-μ)^2]は存在するとする。 という問題です。ヒントとして、Yi = (Xi-μ)^2 (i = 1,2,…,n)と置いて{Yi}の標本平均を考える。とあるのですが、最終的に一致推定量であることの定義 limP(lT-θl < k)=1 (T:推定量、θ:母数、k:定数) n→∞ にあてはめるまでに、全然到達することができませんでした… お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

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noname#227064
noname#227064
回答No.2

すみません。呆けてました。 ANo.1はチェビシェフの不等式を使うべきでした。 Eを期待値記号とすると E(Yi) = E[(Xi-μ)^2] = σ^2 であるから E(ΣYi/n) = ΣE(Yi)/n = Σ(σ^2)/n = σ^2 また、X1, X2, …, Xnはiidと仮定するとY1, Y2, …, Ynもiidであり、δ^2 = V[(Xi-μ)^2]が存在するので V(ΣYi/n) = ΣV(Yi/n) = ΣV(Yi)/n^2 = ΣV((Xi-μ)^2)/n^2 = Σ(δ^2)/n^2 = (δ^2)/n となる。 εを任意の正数すると、チェビシェフの不等式により P|ΣYi/n - σ^2| < ε) > 1 - {(δ^2)/n}/ε^2 であるので、この不等式のn→∞の極限をとると右辺は1に収束し、確率の上限は1であることから、 lim[n→∞] P|ΣYi/n - σ^2| < ε) = 1 以上により、標本分散は母分散の一致推定量であることが示された。

kuroshimej
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほどです! とても勉強になりました!!

その他の回答 (1)

noname#227064
noname#227064
回答No.1

X1, X2, …, Xnはiidと仮定してOKでしょうか? 暗に仮定されているとは思いますが、そうならばY1, Y2, …, Ynもiidとなります。 また、V(Y1), V(Y2), …, V(Yn)も存在することから中心極限定理が適用できるので、ΣYi/nが母分散の一致推定量であると示すことができます。

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