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アメリカ産の牛と日本産の牛

アメリカ産の肉って安全なんですか? 狂牛病はもう撲滅されたのでしょうか? 放射能より狂牛病のほうが安全?

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  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.3

いろんな検査機関が各国の危険度などを発表しているようですが、 ほとんど無意味な物です。 大事な基準のレベルが高いか低いかではなく、それが厳格に守られているかです。 例えば、NASAと同じ安全基準のHACCPですが、旧・雪印のように この基準に適合した工場からも多くの食中毒が出ています。 工業の基準であるISOも適合工場から、適合以前よりも多くの不良品が 発生したりしているのです。 基準がどうであれ、基準を遵守する意思と消費者を思いやる心がないと 製品がだめになります。 基準が守られるかどうかを確認するのは非常に難しいことです。 しかし、1つのチェック方法にコストの考え方があります。 BSEは肉骨粉によって引き起こされる病気です。 イギリスなどの国土が狭い国では安い蛋白源として肉骨粉が多用された結果、 多くのBSEが発生しました。 オーストラリアやニュージーランドのように牧草がタダのように安い国では 肉骨粉を使う必要がないので安全です。 日本の和牛の多くはブランド牛です。肉骨粉を食べさせると肉が臭くなり、 商品価値が落ちるので日本ではほぼ食べさせることはありませんので、ブランド牛 に関しては安全です。 アメリカも西部、中部では牧草が安いのですが、東部ではそうではありません。 ですから、アメリカのBSEはほとんど東部の牧場で起こっています。 ただ、現在は肉骨粉のリスクもコスト計算に入るようになりましたので、ほとんど の地域では使わなくなっているようです。

その他の回答 (2)

  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.2

 狂牛病(BSE)って、もっとも感染者の多かったイギリスでもほぼ封じ込めに成功しているわけで、世界的には現時点でBSEのリスクはあまり重要視されていないようです。  そもそもBSEの管理に関しては、OIE(国際獣疫事務局)というところによって、下のように国別にリスク管理のランクづけがされています。  (1):無視できるリスク(の国)   リスク管理がしっかりとできていて、その国のBSEのリスクは無視してもいい。つまり、その国の  牛肉は安全。  (2):管理されたリスク(の国)   エサの管理ができていて、かつ科学的に有効なBSEの調査(サーベイランスという)がなされてい  るので、牛肉の安全性がきちんと管理できている。まあ安全。  (3):不明のリスク(の国)   (1)、(2)以外の国ということで、その国の牛肉の安全性はわからない。    このランクでは、つい最近まで日本はなんと(3)。(2)にあがったのはついこの間の2009年です。アメリカはずっと(2)だったので、管理不十分で安全性不明の国が、きちんと管理されている国に対して「君んとこの肉は怖いから買ってやんない」とゴネていた構造になります。つまり「アメリカの肉って安全なんですか?」っていうのは日本だけで通用する言葉ということです。    ちなみに全頭検査ですが、この方法は科学的な根拠がなく、BSEのリスク回避には有効ではないと世界的には認識されており、それが証拠に同様の検査を行なっている国は日本以外にはほとんどありません。日本でも専門家の多くは「無駄」といっていますし、私の知る畜産関係者の多くも「意味が無い」と言っていますが、そんなことを下手に言うと消費者団体等から「安全性軽視」ってバッシングを受けるので口をつぐんでいるとのことです。安全性を担保する方法ではなく(根拠のない)安心を買う方法ということですね。  ということで、「アメリカ産の肉って安全なんですか?」という問いについては、「日本と同等以上に安全」ということができます。「放射能より狂牛病のほうが安全?」については、放射能がどの程度でヒトに害をなすのかの値が諸説紛々なので、なんともいえないところだと思います。

  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.1

どっちも気にするレベルのものは出回ってない。 アメリカは日本産牛肉を、BSEを根拠に輸入禁止としているが(全頭検査しているのに!) 同じくBSE発生国のアメリカ産牛肉を日本に買え買えと言っている(サンプル検査なのに!)。 日本産牛肉のほうが「政治的に安全」だと思う。

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