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アメリカ人と水銀の関係
ゴルゴ13に 饒舌なコイン という話があります。 この中で、核燃料関係の高官の台詞で 「日本人は面倒だ、核と放射能に対して異常なまでの恐怖心を抱いている。 その点、アメリカ人は素敵だ!放射能よりも、水銀の方を怖がってくれる!」 というのがあります。 日本人と核の関係は誰でも理解できるところだと思うのですが、 アメリカ人と水銀の関係がいまいち理解できません。 アメリカ人が水銀を嫌う事件、事故、事例などがあるのでしょうか。 よろしくお願いします。
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- ultraCS
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アメリカでは核兵器の威力はかなり割り引いて伝えられています。 これは、冷戦当時の市民防衛のプロパガンダ映画にも見られ、ほとんど一般の爆弾のような扱いがなされています。 以下の英語版Wikipediaのページに埋め込まれているDuck and Coverというのがそのプロパガンダフィルムの中で一番有名な映像です。 http://en.wikipedia.org/wiki/Duck_and_Cover_(film) 屈んで頭を覆って日焼けクリームぬっとけば大丈夫ということです。インディージョーンズだってうに冷蔵庫に入っていれば助かっちゃうお国柄ですからね。 こういうのを見せられてきたので核の脅威が実感できず、身近な水銀の方が怖いと言うことになるのでしょう。 なお、水銀については、昔、フェルトの帽子に水銀が使われていたため、中毒するという都市伝説に近い噂があります。他にもいくつかと都市伝説っぽい話があるようですね。
- tg_naka_55
- ベストアンサー率2% (10/334)
所詮漫画、構成上そうしたのでしょう。 但し、放射性物質には半減期が有りますが、水銀の毒性には半減期は有りません。
お礼
回答ありがとうございます。 ゴルゴ13という漫画の特性上、所詮漫画の構成上の設定というのは、乱暴すぎるような気がします。 半減期の長さについては問題があるものの、「ある」か「ない」かという視点から行けば、水銀怖いというのもわかるような気がします。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
単純に、日本では核兵器が市民にどれほどの心身の痛みを与えるか、というのを「体感」しているが、アメリカとしては「聞いた話」でしかない、ということでしょう。 だから、それよりも前から古くは朱色や金メッキで用いられ、体内に入りやすかった水銀による健康被害のほうが身近で「体感」に近い恐怖だったのでしょう。その当時は。 チェルノブイリやフクシマ、の後はどうだかわかりませんが。
お礼
回答ありがとうございます。 この話が掲載されたのは2001年なので、スリーマイルもチェルノブイリも時系列的には経験した後になります。 身近な恐怖という意味では、ご指摘の通りかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 河岸で頭を覆って日焼けクリームとは、すごいですね。確かに、軍人が被爆実験で穴を掘って、そこに寝転がって隠れていれば大丈夫みたいなシーンも見たことがあります。 都市伝説的なものもあるのかもしれないですね。 ありがとうございました。