個人的経験でしかないので、他の回答者様のご意見、それをもとにしたネット検索など、いろいろ後で調べて頂くことを前提に、書き込んでみます。
基本としては、苗字(Last name)で呼ぶこと自体が改まった行為です。親しくなても苗字で呼んでいると、下の名前(First name)で呼ぶよう、言われます。
それくらい、苗字で呼ぶのは改まった行為なっわけです。ですので、苗字を呼ぶなら、相手の職業や最終学歴、資格などを知ったうえで、正しい敬称(Dr., Mr., Ms.等々)で呼ぶ必要があります。苗字を冗談に使うのは、どうも危うい気がします。
下の名前で呼び合っていいような状況ですと、敬称の冗談がないわけでもありません。男性に対してMr. [下の名前]と言うのを、時たま、聞くことがあります。普通は敬称を付けないほうの名前ですから、親しければそういうのもあり得るようです。もちろん、言ってみて、相手がにやりともしなければ、二度と使わないほうがいいですが。女性に対しては、同様の行為の例を知りません。
もう少し使いやすいのが、たとえば相手がミュージシャンですと、"[下の名前] the greatest musician in the world"みたいに、名前をいじるのではなくて、褒めすぎくらいの二つ名を続けて言うのがあるように思います。古くは、映画で有名なのが、ビリー・ザ・キッドなんて感じなんですが。これは褒めてないですけどね。
しかし、非ネイティブである我々は、自分独自の判断で相手の名前をいじるのは、どうも危うい気がします。言ってみた途端、周りが一斉に静かになってしまうんじゃないか、というような不安感を、個人的には感じます。そういう冗談めいた呼び方は、自分と同程度に対象者と親しいネイティブが呼ぶのを聞いて、真似する程度のほうがいいような気がします。
と申しますのも、たとえば日本のオフィスや大学などでは、地位の高い人の部屋などでも、肩書きと部署といった機能による表示がしてあるのに対し、欧米では個人名が表示されていることが多いのです。それくらい、個人名はその人の象徴であり、うっかりいじれないと感じています。
お礼
回答が書き込まれたときのお知らせメールが、なぜか届かなかったのでお礼がおくれてしまい、申し訳ありませんでした。 やはり、あまり使わない方がよいのですね。了解しました。