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一茶の句の解釈を教えてください
中国の大学で教員をしています。 以下の句の解釈がわからなくて困っています。 どなたか教えてください。 蛍火の蛙もちらと口を明く どうぞよろしくお願いいたします。
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noname#176957
回答No.2
シロウトですが、 ニホンアマガエルの習性として、灯りに集まる虫を捕食するために、自らも灯りに集まる習性があります。 状景は、蛍火ということは夜であり、一茶の近くには灯りがあり、そのそばでアマガエルが何か虫をくわえたのではないかと思われます。 また、アマガエルの習性に、寝床をある程度固定するという修正があります。柱の窪みなどで昼間寝て過ごし、夕暮れから朝方まで狩りをして、そしてまた同じ場所に戻るのです。一茶とは顔なじみのアマガエルなのかもしれません。
- nobuchan1942
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回答No.1
いろんな解釈がありそうですが、 「蛍火や」の「や」は、切れ字ですから、「蛍火なんだな!!」と感動が宿っています。 そして、感動しているのは作者ではなくて、情緒など解さない「カエル」が、口を開けて、呆けたように見ほれている、そんな夜の景色を想像しました。
質問者
お礼
早速の回答をありがとうございました。 蛙が口を開けているようすが、蛍に感動しているように見えるのがおもしろいですね。 ちなみに、こちらでは「蛍火の」「明く」になっているようです。誤植かも知れないですね。 BettyLee
お礼
学生たちが興味を持ちそうです。 一茶が蛙に感情移入して、一緒に見ている感じでしょうか。 おもしろい情報をありがとうございました。 BettyLee