- ベストアンサー
f(x)=x^3はx=0で連続か不連続か
- f(x)=x^3はx=0で連続である。
- 問題では、lim[x→0]f(x)=0としているが、これはf(x)にx=0を代入して出しているわけではなく、y=x^3のグラフから極限値を求めたものである。
- 多項式は連続関数であり、lim[x→a]f(x)=f(a)を使って求めることができる。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
lim[x→0]f(x)=0 っていうのは、f(x) に x=0 を代入して出している訳ではありません。 それでは単なる f(0) です。 その f(0) と lim[x→0]f(x) が一致することを「f(x) が x=0 で連続」と呼ぶのです。 『lim[x→a]f(x)=f(a) ⇔ f(x)がx=aで連続』とは、そういう意味です。 連続であることが既に仮定されていれば、 f(x) に x=0 を代入することで lim[x→0]f(x) の計算に代えることができますが、 連続であることを証明する場合には、 ちゃんと lim[x→0]f(x) を求めて、f(0) と同じ値であることを示さなくてはなりません。 ちゃんと lim[x→0]f(x) を求めるためには、lim の正式な定義に基づかなくては 証明になりません。関数のグラフから雰囲気でモノを言っても、意味が無い。 というわけで、連続性とは何か?を定義しない高校の数学では、この証明は無理で、 大学式の微積分による必要があります。 初歩が未習であれば、一朝一夕という訳にはいきませんが、とりあえず google か何かで「イプシロン・デルタ論法」をキーワードに検索してみてください。
その他の回答 (3)
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
←A No.1 補足 極限の値を推測するには、グラフを援用してもよいし、 パッと見に連続性が明らかなら、代入してしまってもよい。 ただし、それは単なる推測であり、証明をするまでは 数学的には何も言えていない ということです。
お礼
なるほど。 すっきりしました。 ありがとうございました。
- 麻野 なぎ(@AsanoNagi)
- ベストアンサー率45% (763/1670)
これは、たとえば、「連続でない」関数を考えた方がわかりやすいです。 x = 0で、 f(x) = x^3 (ただし、x ≠ 0 のとき) 1 (ただし x = 0 )のとき。 は、連続ではありません。 ところで、子供の頃、こんな言い合いをしませんでしたか? 「ぼくのお小遣いは1000円だぞ」 「ぼくなんか、10000円だ」 「ぼくなんか、100000円だ」 こんな調子で、「どちらが、0に近い数字を言えるか」という言い合いをしてみましょう。 「ぼくは、0.1だ」 「ぼくなんか、0.01だ」 「ぼくは、0.001だぞ」 どこまでも続けられます。 これで、上の f(x) を計算すると、その結果は、どこまでもゼロに近づきます。 これが、lim[x→0]f(x) という意味です。 ※0 に近づいているだけで、0と言わないのがミソ。 でも、上の関数は、f(0) = 1 です。 だから、不連続。 既に回答にある、ε・δ(イプシロン・デルタ)というのは、これに似た考え方です(さらに厳密ですが)
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきました。
- hugen
- ベストアンサー率23% (56/237)
(1) y=x^3 のグラフから x=0 のときの (0,0) を取り去る。 このグラフで、 x → 0 とすると y → 0 一方、 f(0)=0^3=0 よって x=0 で連続。 (2) 0<x<1 とすると 0<x^3<x → 0 (x → 0) -1<x<0 のときも同様。 よって x=0 で連続。 (3) lim[x→0]x^3=lim[x→0]x*lim[x→0]x*lim[x→0]x=0^3 よって x=0 で連続。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
お礼
回答ありがとうございます。 イプシロン-デルタ論法というものがあることを初めて知りました。 ネット上で調べてなんとなくは理解できたと思うんですが、要するに、x→aのときのf(x)の極限がαであると示すためには、任意の正の数εに対して、0<|x-a|<δを満たすxなら、0<|f(x)-α|<ε、といえるδが存在することを示せばいいのですよね? でも結局極限であろうαの値はグラフなどから推測することになるのでは、と思ったのですが、違いますかね…?