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自分がいる場所に違和感
私は大学2年生で、一人暮らしをふだんしてます。家族大好き人間なため、去年はたびたびホームシックに苦しみました。 それでも2年生になって、やっと実家を出て生活しているんだという実感もでてきて、自由な一人暮らし生活を満喫しています。 ところが、一人暮らしに慣れた現在とても変な感覚がありとまどっています。 私は長期休暇はすぐに帰省しぎりぎりまで実家に帰っているのですが、一人暮らし先→実家のときは実家についたとたん、自分がそこ(実家)にいるのに違和感を感じます。それでも1週間もたてばそれは忘れてしまいます。そして、実家→一人暮らし先に戻るとまた同じ違和感を感じます。 これを、1年のGW・夏休み・冬休み・春休み、2年のGW・夏休みと、5回くらいの短期帰省というように繰り返すうちに、どこにいても(地元のスーパーや進学先のショッピングモールなどとにかくすべての場所)自分がそこにいる違和感が絶えません。何だか、空を飛びながらふわふわと、空の高い一点に意識が常にあって、そこから自分の身体が移動しているのを見ている感じです。たまに、自分がそこにいることを夢じゃないかと思ってしまいます。 生活の上では問題もないし、どちらの生活も楽しいのです。また、はじめて行く場所では、この「自分がいる場所の実感がない」という現象は起こりません。 来年3年からは実家から新幹線通学になるのですが、そうしたらこの違和感はいずれ消えるものなのでしょうか。
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- tumaritou1
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違和感を問題にし始めたら『違和感はもっと大きくなります』違和感を問題にしない時には違和感を直ぐに忘れてしまいます。 人間の心理状態の勉強不足です。意識する事によって起きる現象です。湧き上がった感情のうち『どれを取り上げても』問題になります。湧き上がった感情の内『違和感』を問題にしなかったら『違和感は』無かった事になります。 湧き上がる自分の感情のうち『自分が嫌だという感覚』を問題にしているだけです。
カプグラ症候群だと言っているわけではないんですよ。 >空間に対して確かに違和感を感じますが、それは「かつての状態じゃなくなってしまった(家具の配置など)」や「偽物じゃないか」ではなく、 >帰省した、進学先に戻った、とは理解しているんです。ただその先の実家や進学先の自宅に入って2時間後くらいに「なんで○○にいるんだろ」と思います。 家具の配置は、具体的な差異なので、「親しみ回路」とは関係ないと思います(ちょっと理解が違うようです)。 私が伝えたいのは、 カプグラ症候群の例から解るように、人間には理性とは別の、独立した感情の回路があって、 健康な状態では両者がスムーズに連携しているが、何らかの不調で歯車が噛み合わなくなることがあるようだ、 ということです。 理性回路では理解できているのに、感情回路が不調で混乱して違和感を「感じてしまっている」場合、論理回路はその不調を察知して自己分析を始めるでしょう(「なんで○○にいるんだろ」というように)。 でも論理回路が使う「言葉」という道具は、感情回路の「納得」や「親しみ」を伴わないと、自分自身に対しても案外無力なのです。 というような理解なので、 あなたの状態をカプグラ症候群のような「感情回路」の不調ではないか、と思ったわけです(カプグラ症候群だと言っているわけではないのです)。 もう一つ、 怖がらせてもしょうがないけれど、カプグラ症候群の原因疾患に統合失調症とあったと思いますが、 理性回路と感情回路が噛み合うことを「統合」と言います。 統合失調症の発症が最も多いのは二十歳前後だと聞いたことがあります。 杞憂であることをお祈り申し上げます…。
難しいことは分かりませんが、現在自分がいる場所で具体的な行為を行う必要性がない場合、特にかつては具体的に行動していた場所であれば自分の存在理由が失われてしまったと感じるのは当然ではないでしょうか。こういう場合、まさに宙に浮いた感じがします。長い間合わなかった、かつての親友に久しぶりに会った時に感じる当惑と同じものではないかと思います。
「カプグラ症候群」というものがあります。頭部外傷、脳腫瘍、痴呆、統合失調症などに伴って表れることがある症状で、典型的なのは「身近な人物(家族など)がニセモノになってしまった」と訴えるものです。 脳科学の研究によると、対象の具体的な差異の指摘ではなく、「とにかくニセモノだ」という訴えであることから、具体的な認識内容ではなく、「ホンモノ」から「ニセモノ」へ認識様態が変化したものと考えられ、その要因は「親しみ」の差異だと考えられています。 つまり、具体的な事実認識とは独立に、「親しみを感じる回路」が脳に存在していると推測できる、ということらしいのです。そしてその回路に機能不全が起きたとき、具体的変化が認められない対象に「なんとなく疎遠な違和感」を抱くようになるのだとか。その違和感の落差は、従来親しみを感じていた対象ほど大きく、ゆえにそうした対象に対して症状が表れるのだろう、とのことです。 ご質問の違和感が 初めての場所では起こらず(もともと親しみがない)、 実家と自宅を筆頭に行きなれた場所(従来の親しみが強い)を挙げられていたので、ふとカプグラ症候群を思い出しました。 一人暮らしの神経疲労なのかもしれませんね。 気になるのでしたら、大学のカウンセリングに相談してみるのも良いかもしれません。
補足
カプグラ症候群を調べてみました。どれも人物を対象とした説明ばかりでした。 私の場合、人物は変わってないと思います。空間に対して確かに違和感を感じますが、それは「かつての状態じゃなくなってしまった(家具の配置など)」や「偽物じゃないか」ではなく、例えば進学先から帰省したときに「5時間前は進学先にいたのに、今は実家にいる。朝ごはんは1人だったのに、夜ごはんは家族がいる」となってしまうのです。進学先で一人暮らしをしていたはずの自分が実家にいることに違和感を感じます。まっすぐだった道からいきなり隣の道に飛ばされて歩く感じで、しばらく歩けばまたもとの道に戻っているのです。確かに「帰省して家族に会いたい」と思う自分がいるし、「進学先に戻ったら寂しい」自分もいます。帰省の前日、わくわくしながら電車の時間を調べて、実際に移動中は「もうすぐ実家だ」と、帰省しようとしていることを自覚してます。帰省した、進学先に戻った、とは理解しているんです。ただその先の実家や進学先の自宅に入って2時間後くらいに「なんで○○にいるんだろ」と思います。自分の意思と行動で帰ってきたのに、です。