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江戸時代の農民の1日が分かる本を探しています。

学校の課題で江戸時代の人の24時間を調べています。 行事や使っていた道具などがのっている本はたくさんあるのですが、どの位の時間に起きて、働いて、寝ていたのかがわかる本がありません。 将軍の1日を時間ごとに細かく書いたり、円グラフにしたものはありました。 農民に限らず、商人でもなんでもいいです。 予測みたいなものでも、根拠があれば大丈夫です。

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  • kine-ore
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回答No.1

林美一「江戸の二十四時間」(河出文庫)では、長屋の職人から将軍様まで、さまざまな立場での一日の暮らしぶりを時間を追って記載しています。 http://d.hatena.ne.jp/kyou2/20090209/p1 >どの位の時間に起きて、働いて、寝ていたのかがわかる本がありません。 農家の暮らしぶりについては色々なアプローチがあるでしょうが、たとえば食事の摂り方でも参考になるのではないでしょうか。 宮本馨太郎「めし・みそ・はし・わん」(岩崎美術社 民族民芸双書)での記述の一例は以下のようなものです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E9%A6%A8%E5%A4%AA%E9%83%8E 1)長崎県対馬鰐浦での幕末時代の夏期では、 07-08時(朝食)アサメシ・アサゴハン 11時  (間食)コビルマ・オチャ 13-14時(昼食)ヒルメシ・ヒルゴハン 20-21時(夕食)ヨーメシ・バンゴハン 2)利根川流域(藤原・入須川・富田)での幕末時代の夏期では、 05時(朝食)アサメシ 11時(昼食)オヒル・ヒルメシ 15時(間食)オチャ・コヂュウハン 19-20時(夕食)ユウハン・ユウメシ 3)三重県志摩和具での幕末時代の夏期では、 2)利根川流域(藤原・入須川・富田)での幕末時代の夏期では、 01-04時(間食)オチャ・アサグチ…芋飯(前夜の残り物) 07-08時(朝食)アサメシ…麦飯 12-13時(昼食)ヒルメシ…麦飯(朝飯の残り物) 15-16時(間食)ユ-ザケ…余り物 19-20時(夕食)ユーメシ…芋飯 このように時代の違いはもちろん、その地域毎に、その暮らしぶりに即して、また季節によって大きく異なってきます。 できれば、その地域に即した郷土資料などで具体的に当られるの方が望ましいのでしょうね。