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戦後4年ぐらいでショックという言葉は普通でしたか?
新藤 兼人監督「一枚のハガキ」のなかで「夫が死んでその弟と結婚してその弟も死んでそのショックで両親も死んで・・・」みたいなせりふがありましたが、終戦直後に「ショック」という外来語は時代考証的に正しいでしょうか?
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「電報の声は激しいショックを与えました」という石橋思案「乙女心」の初出は1889年(明治22年)です。 「破綻(ショック)を与う」の高山樗牛は1904年(明治37年)です。 「彼は相当の速力で走っている自動車を、突然 停められた時のような 衝撃 ( ショック ) を受けた」夏目漱石「明暗」は1916年(大正5年)の新聞連載でした。 したがって終戦直後であれば何ら問題はないと思われます。
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- chomicat
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回答No.2
戦後4年と言うと昭和24年ですか? 私が中学生の時。 「ショック」と言う言葉は普通に使っていましたよ、別に珍しくもなく。 「***だって」 「そらショックやな~~」 ・・・てな具合です。
質問者
お礼
回答いただきありがとうございました。実際に使っていた方のご回答なので納得です。 映画がこれまたど田舎の建物の場面だったのでより「むかし感」を感じ、時代劇の登場人物がしゃべっているような錯覚をして違和感を覚えたのかもしれません。考えてみれば登場人物は洋服だしビール飲む場面もありましたし。
お礼
回答いただきありがとうございました。豊富に参考文献をいただき、よく理解できました。 なにか「こんなとこに住んでる人はは外来語を使わない」イメージの田舎のボロヤのシーンだったので錯覚したようです。 おかげさまですっきりしました。