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a とtheの使い分けについて。
冠詞 a の用法で「~というもの」という意味があります。 A dog is a useful animal. 犬というものは役に立つ動物です。 また、the にも種族全体をあらわす用法があって The horse is a useful animal. 馬は役に立つ動物だ。 上のような役になると文法書に書いてありました。 ただ、両方とも同じような意味になるように見えるのですが、 厳密には異なるのでしょうか。 どなたかお分かりの方がいらっしゃいましたらお教えください。
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「一般的なもの」のことを言う場合、視点を「主語・目的格」と「加算名詞・不可算名詞」に分けて考えます。 ●「主語」で使う場合 ・「加算名詞」犬というものは役に立つ動物です。 (1) A dog is a useful animal.(最もよく見る言い方)[a + 可算名詞] (2) Dogs are useful animals.(次によく見る言い方)[無冠詞の可算名詞複数] (3) The dog is a useful animal.(古風な文語体、普通は使わない。)[The + 可算名詞単数] (例外的用法)The pen is mightier than the sword.(ペンは剣よりも強し。) 「ペンのもっている力」と「剣の持っている力」と抽象的に用いる場合です。よく格言などで出てきます。 ・「不可算名詞」コーヒー(というもの)は多くの国で飲用されている (1) Coffee is drunk in many countries.(最もよく見る言い方)[無冠詞の不可算名詞] (2) The Coffee is drunk in many countries.(古風な文語体、普通は使わない。)[The + 不可算名詞] ●「目的格」 ・「加算名詞」私は犬(というもの)が好きです。 (1) I like dogs.[無冠詞の可算名詞複数] 他の言い方は見たことありません。 ・「不可算名詞」私はコーヒー(というもの)が好きです。 (1) I like coffee.[無冠詞の不可算名詞] 他の言い方は見たことありません。 ●およそ上の使い方をまず知っていればいいかなと思います。
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- KappNets
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a も the も同じように使われます。a は一匹の犬という言い方で犬全体を言い表すことが出来ますし、the はその品種全体を言い表します。ただしたまたま見つけた次のような文章があります。 There is no doubt that the horse is a useful animal to have around. On the other hand, a horse is dangerous, not only to neophyte riders, but to experts as well. 初めの the は馬全体を言い表していますが、後の a は蹴られたりする時は一匹の馬に蹴られるので a を用いています。 蛇足:なお "Horses are useful animals." でもよさそうに思いますが、複数形の使用頻度はあまり高くありません。複数形だと「馬に種類があるのか」とか複数の意味を詮索するような意味が出て来るからだと思われます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 単数で取り出す場合は a を用いるんですね。 大変参考になりました。
お礼
主語・目的語で使用法が異なるんですね。 覚えるポイントまで教えて頂いてとても助かりました。 theをつけるのはわりと古風ないい方なんですね。 ご回答ありがとうございました。