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ペレストロイカの頃の情報
20年余りの前に、私は下記の内容を学びました。 つまり、「民族自決の3要素は『言語・宗教・経済』である。」と。 でも、完全な証拠を説明して貰えませんでしたので、必ず当て嵌まっているとは限らないのではないか、と思われたものですから、上記の内容の適正の有無を説明して頂けませんでしょうか?
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「民族自決の3要素は『言語・宗教・経済』である。」 ○これはいつの時代でも適正な表現ですよ。 国家という枠を考える時、言語不統一ではこまりますよね。意思疎通ができなければ国などありえないですからね。また、皆が貧乏で職もなければ食べていけませんから、そのような村や町からは出稼ぎがたくさん出ますね。国家も同じで出稼ぎ国民が大量にいる国家など成立しえないですね。それ故、経済は大切な条件の一つですね。 もう一つ非常に大事なものが宗教ですね。宗教に基づく倫理観の共有がなければ国家など存在し得ないのですね。 宗教については、ちょっと理解できないかもしれませんが、金持ちから金品を盗むのは当然だとか、復讐のためなら人を殺してもよい、強いものが全てで弱いものは家畜、奴隷で良い、などなど日本人には理解不能な論理や常識が世界にはたくさんあるのですね。歴史的にはつい100年ほどまえまで、奴隷売買がありましたね。目には目を、という国もまだたくさんありますね。まだまだ世界には、盗んで何故悪い。殺して何故悪い。劣った者を売買して何故悪い。侵略して何故悪い。強いものが全てで何故悪い。という考えの人間はたくさんいますね。 一人一人が様々な考えを持つことができるのが人間ですから、自由な常識では集団は構成できないことは明らかですね。同じ宗教観に基づく倫理観の共有が国家構成の条件に成るわけです。 ということで、言語、宗教、経済は国家成立の条件ですね。 一方、旧ソ連、共産中国、北朝鮮などは「宗教」という条件が入っていませんね。ソ連は崩壊しましたが残り2つはということでしょうが、条件を欠いたものは存続し得ないのですね。何故なら、倫理観のない人間の欲望により国家は瓦解するからです。もう少し長生きするとその有様を見ることができますから、疑問もなくなるでしょう。
補足
有り難う御座います。 上記の3要素は、 独立国家成立の十分条件を満たせますでしょうか?