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食料→闘争→宗教→商売→産業(技術)→?次は何が来るのか?
古来、我々の祖先は狩猟による生活を目的としました。 しかし、保存や家畜の発達で畜産や農耕に変わります。 やがてここから集団生活が生まれ、さらにそれが領土の拡大・闘争へと発展します。 しかし、それもある一定の段階に達すると、今度は生産(生活)・組織(制度)を維持する為のものが必要となります。 ここから精神(騎士)や哲学(学者)が生まれ、宗教(集団)へと発展していきます。 しかし、これも長くは続きません(一応、数千年経った今でも続いてはいますが、首位ではもうなくなっている)。 制度や精神(組織・立法・国家)が整いうと交流が活発化し、商業(商売)が発達してきます。 やがてこの商業が科学を加速させ、ついに産業となり宗教に代る巨大な流れである「経済」を生み出します。 この経済が国家や政治を動かし、帝国主義や戦争を引き起こします。 しかし、ここで民族主義(ナショナリズム)が巻き返し(抵抗)をはかります。 日本やドイツなどでも噴出しますが、結果は新興国家であるアメリカ(多民族国家サラダボール)や経済国イギリスに叩き潰されます(最近では他にイスラエルがありますが、イスラエルは既にユダヤ人の国とはいい難いうえ、情勢がかなり不安定…)。 その結果、民族主義から経済を支える為の「技術」が注視されるようになります。 これを推し進めたのが、アメリカ・日本・ドイツなどですが(イギリスは経済の方を推し進め、アメリカも同様に経済も推し進める)、ソ連などは制度改革(共産主義)に注視し袂を別けマルクス主義に走りますが、結果は御存知失敗します。 現在では、その産物であり原動力であるマネー(他に石油など資源)が注視され、拝金主義が横行しています。 中国などを例に取れば分かるように、宗教もなく国家も信用できない状況ではひたすらお金を信じて動きます(あと反日による民族主義)。 理由は単純で、国王や騎士(武士)の時代と違い、現在ではお金さえあればどんな人間でも(殺人者でも、売春婦でも)平等のサービスが受けられるからです。 ある意味、昔の宗教の焼き直し(代わり)といえなくもないですが、日本ではこれが限界にきてるとみえます。 最近では、裕福なはずの中流階級でも殺人などの事件が発生しています。 確かに、お金は便利な道具であり「対価」ではありますが、「絶対」ではありません。 今までは「豊かさ」が日本にとって目的ではありましたが、これからはお金に代る新たな信用できる「何か」が目的として必要なのではないでしょうか?
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「お金」というものも、最大公約数的な人類の偉大な発明です。それによって、「信用」の値を数値化し、あらゆるところで円滑に利用できます。むしろ、「お金」があるから、人を信用する、そしてそこに「人情」や「愛情」さえ生まれるという温床でもあります。もちろん、こういう流れにしようという意図でお金は発明されたとは思いませんが。 なので、「お金」というものをあまり卑下しないでもよいかと思います。 しかしもちろん、物事にはバランスがあって、「お金」が他をまったく寄せ付けない唯一絶対的な価値観なのだ、あるいは、ほかに代わるものがないという閉塞状況がいま特に新興アジアや日本で起こっていることではないでしょうか。ヨーロッパや古い国は、もうちょっと人間味がありますよね。 そういうわけで、ご質問文の趣旨、非情に納得しています。ただ、日本ドイツが第二次大戦でナショナリズムになったのは、どうも政治的な操作だったような気がしますね(つまり下から出なく植えつけられたもの)これは、ドイツは第一次大戦の敗北からの脱却と領土拡大野心、日本は構造不況からの脱却とアジアでの地位の不安定化という政治不安定要素が、いやおうなく民衆を巻き込んで行き、ナショナリズムというやすっぽい標語で持って先導された物と言う気がします。考えてみれば、ソ連も一種のナショナリズムで戦ったわけです。 何が必要なのか、という問いは、その必要性を民衆が感じて実行できるかという要素と不可分と思いますが、残念ながら、現在の多数決民主主義理論で動いている社会では、一種のすう構成のある思想思考は日の目を見ません。しかし、あえて言えば、それは「節制と禁欲と愛情」です。
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- phodumi
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質問の主旨と少しずれているかとは思いますが、 以下の動画等を是非ご覧下さい。 ◆Zeitgeist, The Movie 『ツァイトガイスト』 #1 キリスト神話の誕生 陰謀を育む土壌の成立 http://video.google.com/videoplay?docid=4197639845259809993&hl=ja (40分) #2 911陰謀論 恐怖による民衆操作 http://video.google.com/videoplay?docid=-2560792904590746302&hl=ja (33分) #3 国際銀行家によって計画的に惹き起こされる恐慌と戦争 エリートによる民衆奴隷化 http://video.google.com/videoplay?docid=-6871145444063437406&hl=ja (50分) 経済問題に関心があるのなら、#3→#2→#1の順で見ることをおすすめします。 ◆America: Freedom to Fascism 『アメリカ:自由からファシズムへ』 http://video.google.com/videoplay?docid=6151715899324004105&hl=en (22分) http://video.google.com/videoplay?docid=-5987548287308161774&q=&hl=en (22分) http://video.google.com/videoplay?docid=-5027144445168035825&q=&hl=en (22分) http://video.google.com/videoplay?docid=2822743861153246905&q=&hl=en (22分) http://video.google.com/videoplay?docid=-1834419195483711220&q=&hl=en (19分) ◇(『アメリカ:自由からファシズムへ』を制作した)アロン・ルーソが語る真実 http://jp.youtube.com/watch?v=oH8GVLDcztY (10分) http://jp.youtube.com/watch?v=bH7HkDCZDZI (9分) “911同時多発テロは、我々自身の政府職員や金融業界の人間たちがアメリカ市民に恐怖を植え付け、彼らに従属させ、彼らがやりたい放題できるようにするためにやったことなんです。” “ニック・ロックフェラーは「全住民に(電子マネーを兼ねた)マイクロチップを埋め込むのが最終目標だ」と言った。” ◆Loose Change 『ルース・チェンジ』 http://video.google.com/videoplay?docid=3031125939592548381 (1時間23分) 小分けにしたものはYouTubeで見られる。 911は陰謀によるものであると検証する内容。 “このDVDをあなたの友人や家族や見ず知らずの他人に見せてほしい。 なるべく早く、手遅れになる前に。 上映会の開催、無許可のダビング、インターネット上での配布を強く希望する。” ◆「普通の銀行業務」というもの http://www.davidicke.jp/blog/nl0111/ ◆反ロスチャイルド同盟 http://www.anti-rothschild.net/ “ロスチャイルド一族が世界を支配していると言っても、 ほとんどの人は「そんなバカな」とか「くだらない陰謀論だ」と思うことでしょう。 その原因は、ほとんどの人が“おカネのことを知らない”ためだと思います。 「おカネのことぐらい知ってるよ」と思われることでしょう。 しかし、本当におカネの仕組みを理解している人は、この世にほとんどいないのが実状です。” ◆Amero(アメロ):新北米通貨 “これが米国が借金をゼロにする「クラッシュ・プログラム」と呼んでいるのものの実態” 日本が大量に保有しているアメリカ国債は大暴落する …どころか全く無価値… 無価値以下のものになる… http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=165106 http://www.teamrenzan.com/archives/writer/alacarte/amerobulenote.html http://www.teamrenzan.com/archives/writer/omnibus/amero.html
お礼
動画の御紹介ありがとう御座います。 1はまだ見たことありませんが、2,3は恐らく何処かで(別サイト…youtubeだったかな)見たことがあったと思います。 もっとも、9,11以前からアメリカは「テロ戦争」と位置づけてあちこちで戦争してたりするんですが…(例えば湾岸とか)。 (日本では「対米追従」を続けたいので、あまりこの手のものは9,11以前は庶民に知らせないようにしていた) まだ、全部確認したわけではないのですが、他サイトもいくつか見たことがあると思います。 ただ、これを機に御紹介して頂いたのは全部見てみたいと思います(新たな発見があるかもしれない)。 ちょっとお礼がてらに御紹介できる動画が浮かばないので、私の考えを代りに述べさせて頂きますと、私はこれらの陰謀のいくつかが「実際にあった」と思います。 ただ、同時に彼らも「騙されていた」と感じます。 とうのは、御存知彼らのプランが「失敗している」からです。 そもそもこういった陰謀論が浮上してくるのは、事実上彼らの作戦が破綻し失敗しているからです。 陰謀といっても、実際には自国の利益の為に行動しているに過ぎません(この内の個人の取り分が多過ぎると腐敗ないし、周囲から糾弾される事になる)。 では何故失敗したのか? 私が思うに、実際はもっと複雑でしょう…。 ロスチャイルドだけでなく、ロックフェラーも一枚噛んでますし、王立国際問題研究所、外交問題評議会、ビルダーバーグ会議、軍産複合体…などなど。 本来の目的は「米英覇権(&イスラエル)の発展」でしたが、何故か失敗した…。 十人十色…。 どうも彼らも一枚岩ではないようですね…。
新聞の読み方について判り易く解説します。 現在値上げラッシュとされていますよね、これは単に20年ぶりの本格的インフレにびっくりしているだけです。ニュースで紹介される代表的庶民の姿は出来るだけ倹約してお金を貯蓄に回す方向です。まずこの前までデフレで悩んでいたのでインフレは本来経済お勢いづかせる恵みの雨です。生活防衛の真の姿として貯蓄を増やすことは適切です。貯蓄によって社会に富が蓄積されますので円の価値が上がりインフレを抑える力になります。 原油高も同様です。結論を言うと資源国農業国が潤います。二酸化炭素排泄も強制する必要がなくなります。ODAや食糧援助よりも効率的な途上国への産業更新の追い風です。 このようにニュースは世界の情勢がつつがなく流れる様子を知らせていますが苦しんでいる人は(幻想うを抱いて)とことん苦しむだけです。 お決まりのようにこの苦しみの原因はお金が足りないことの強迫観念です。 暗記物に知恵熱を出すような勉強ばかりしているとそのような状態になります。 少しきついですが質問者様の考える時代の流れの次に来るものは第三次世界大戦です。 悩む前に世の見聞を広げてください。
補足
現代の特に日本におけるインフレ・デフレに大きな誤解があるようなので指摘すると、「日本型デフレ」は経済的に安定しているにも関わらず「庶民の財布の紐が固いせい」です。 理由は単純で、石油ショックによる不況とバブル崩壊という経済危機(他にアジア通貨危機)を体験しているので、国民が消費に消極的なせいです。 その結果、石油価格高騰によりインフレになっているように見えますが、実際に高騰しているのは生活必需品ばかり(麦・石油など)で、しかも日本は元々物価(特に食料系)を高く設定してあり、輸入品についても高い関税が課せられています。 現在のインフレは日本の資産が海外に逃げるのを抑える為に「演出」しているとも取れなくもありません(米などはあまり高騰していない)。 >第三次世界大戦 第三次とうか、既に「第五次」が始まってると認識していますが。 個人的に、新聞やニュースだけでなく(鵜呑みにするのではなく)、教授など(外交担当の)様々な書籍も読み、自分なりに大胆な予測を立てつつ、物事を相対的に比較していった方が結果的に物事を客観視できる場合があります。 ところで、貴方の意見を拝見するに、私は貴方が何をいいたいのかさっぱりです。
お礼
【No,1】 >「お金」というものも、最大公約数的な人類の偉大な発明です 仰るとおりです。 その前は我々の曽祖父母達は「神」を発明しました。 しかし、これが時代が変わる事に「教皇」「司教(枢機卿)」に代表されるようにと権力構造に形を変え、組み込まれていった(いや、むしろ自ら組み込んだともいえる)のも確かです。 同様にお金も時代に合わせて本来の意味と目的を変えていきました。 (昔のお金は読んで字の如し「金(きん)」だった) 特に金→貨幣、貨幣→札の発明によって価値の代換えではなく、札そのものが価値を帯びてきました。 ロンドンの金本位制からドルが基軸通貨になったのは記憶に新しいかと思います。 (さらに最近では「借金」や「投資」もお金の代りになりつつあります) >ヨーロッパや古い国は、もうちょっと人間味がありますよね 恐らくこれは日本に比べ宗教(文化?)が今だ根強いのと、経済・産業の発祥(近代)がヨーロッパだからでしょう…。 恐らく根本的な仕組をよく理解してる結果だといえましょう。 (同時に、現代キリスト教の発祥もヨーロッパです。これら「宗教」と「経済」は実は深い関わりがあったりしますが、これは長くなるのでまた後にしましょう) 文字数オーバーなので2つに別けます;
補足
【No,2】 >どうも政治的な操作だったような気がしますね 仰る通りです。 文字数オーバーで細かく書けないので(苦笑)省きましたが、鋭い御考察の方で助かります; >ソ連も一種のナショナリズムで戦ったわけです ここら辺かなり複雑なので省きますが、仰るとおりその側面があるのは確かです。 >一種のすう構成のある思想思考は日の目を見ません。 >しかし、あえて言えば、それは「節制と禁欲と愛情」です う~む…深い。 実は上記に挙げた「宗教」と「経済」はここら辺関わってたりしますが(例えば「宣教師」の“本来の目的”とか…)、しかし現代では宗教が既に限界なのは確かです。 また、「欲望」とは押さえつけるものではなく「コントロール」するもの、という側面もあります(まぁ、全く別とはいえませんが…)。 「ありあまる欲望は無駄に殺すよりも利用した方がよい」というのが、現代資本主義の構想の一つでもあるわけですが、人間欲望が「暴走」したりすれば…満たされるたりする事もあり…と、必ずしもコントロールできるわけでもなく、また日本や欧米のようにいつまでも発展が目に見えて続くわけでもない…。 新たな段階が必要と考えます。