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ホルモンの説明について

ホルモンをわかりやすく、簡単に説明せよ、という問題なんですが、 おおまかな説明はこんなもんでいいでしょうか? 神経伝達物質の一種。内分泌腺(ホルモンを分泌する器官)の臓器(胃、腸等)で生成され、血液を通じて体中に行き渡る物質の事。 特に下垂体は様々なホルモンを分泌し、そのホルモンを通じて直接的に成長や生殖等をコントロールする他、他の内分泌腺にホルモン分泌の指示を送る事でも成長や生殖等をコントロールする。 体内では、成熟等のゆっくりした調節はホルモン系が、心拍数の変動等の速い調節は自律神経が行っている。

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  • suiran2
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回答No.2

神経とホルモンの調節の違いは、ご質問者さんのレポートのように、神経は(1)素早い調節が必要(2)持続性がなくとも良い調節ですが、ホルモンは全く逆に(1)素早く調節しなくとも良い(2)持続性が必要な調節です。ですから素早い調節が必要で、なおかつ持続性の必要な調節には、神経内分泌反射と呼ばれます神経とホルモンの両方で調節する機構もあります。 ホルモンの説明では、まずは、ホルモンの古典的定義から説明すべきでしょう。 (1)内分泌腺等の限られた部位で生産される。 (2)導管を得ずに直接体液に分泌され他の部位に運ばれる。 (3)特定の器官(標的器官)や細胞(標的細胞)でのみ作用する。 (4)ごく微量で作用する情報伝達物質。 高校生ならばさらに(1)ホルモンの化学的分類を付け加える必要があると思います。教養程度ですとさらに(2)リガンドとレセプターに言及し、標的細胞でのみ作用する機構やその作用機構から微量で作用する説明が必要と思います。

melemoe
質問者

お礼

ありがとうございました。古典的定義とレセプターへの言及が参考になりました。

その他の回答 (2)

  • mintmiko
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回答No.3

ホルモンとは、体の恒常性を保つのに重要な役割を持っているものです。分泌部位は、視床下部、脳下垂体前葉、後葉、その他、副腎皮質、甲状腺などがあり、血液を介し標的器官へと到達、作用を起します。 具体的な役割としては、体温の管理、生体物質の管理、生殖機能の管理等です。 また、反応が十分に起こると、刺激していたホルモンが、抑制性のホルモンに変わり、分泌の調節をしています。これを『負のフィードバック機能』といいます。 No.1さんの回答にもありましたが、ホルモンは『神経伝達物質』ではないです。 なぜなら、『神経』を解したものではないからです。『血液』を解するものです。

melemoe
質問者

お礼

負のフィードバック制御はそこに関連してるんですね。ありがとうございます。

回答No.1

残念ですが不正解です。 まず、神経伝達物質ではありません。 神経伝達物質とホルモンとは、むしろ対比される存在なのです。 神経伝達物質、ノルアドレナリンやアセチルコリンなどは、生成された場所のすぐ近くで作用します。 一方、ホルモンの場合は、生成される部位とそれが働く臓器が離れている例が多いです。 たとえば、カルシトニンというホルモンは、甲状腺で作られますが、作用する部位は骨になります。 血中のカルシウムが増えすぎた場合に、骨の中に貯蔵されるカルシウムを増やすような働きをします。 そういう命令を伝えるには、ホルモンが血液に分泌されて遠くの臓器に伝わる方が都合がよいのです。

melemoe
質問者

お礼

神経伝達物質とホルモンの違いを、説明に取り入れさせていただきました。 ありがとうございます。

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