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一般化した専門用語
刀の拵え(特に三所物)が好きで、最近、素人にもわかりやすい刀に関する本を読みました。 そこで気が付いたのが、普段一般人の生活に全く馴染みのない刀にまつわる言葉が、 結構日常生活の中に浸透していることです。 「目抜通り」「切羽詰まる」「鎬を削る」「鍔競り合い」「焼きを入れる」等々。 刀以外にも、一般人にはあまり縁のない専門用語が、日常的な言葉として使われている例が あるのではないかと思います。 ご存知の方、教えて下さい。(単なる好奇心です)
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私が知る限りでは、仏教関係、囲碁、将棋関係が多いような気がします。 [仏教関係] 袖触れ合うも他生(または多生)の縁 自業自得 因果応報、因果を含める 縁起、因縁 愚痴 地獄 他力本願 → 本来の意味ではなく、誤った意味が定着 [囲碁、将棋関係] 一目置く 駄目を押す 手を打つ、打つ手がない 成金 高飛車 詰めが甘い 先手を取る 一枚上手 [演劇関係] 猿芝居 大根役者、役不足など 他にもいろいろあるはずですが、ちょっと思い付きません。
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- rintanhanahana
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まだ、締め切られていないようなので追加ですが (#1のものです) 2の方が囲碁将棋関係を上げているので思い出したんですが傍目八目ってことば・・・。 これって、囲碁の対局から来ている用語で 傍らでみると、対局者より八手先まで良く見えるということから 「第三者は当事者よりも客観的に物事を判断できる」っていう意味で使われているようです。 知ってたかな・・・これも
お礼
たびたびありがとうございます。 最近あまり使われなくなった言葉のひとつですが、 言いえて妙ですね。
- teinen
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玄関=「玄妙な仏道に入る関門」の略(仏教用語) 仏教用語が転じている語はかなりありますね。
お礼
全然知りませんでした。 明治期に、諸外国から文明が大量輸入され、先人たちが苦労して色々な訳語を残してくれましたが、 その時、仏教用語から借用した言葉って、多いですよね。 「自由」など、原語とギャップが出てしまった例もありますけど。 逆を言えば、それだけ仏教が生活の中心にあった、ということなのでしょう。 ありがとうございました。
- number0014
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発破をかける、というのもそうでしょうね
お礼
よく「ハッパをかける」と表記することが多いから、 「葉っぱ」と勘違いしている人も多そうですね。 ありがとうございました。
- teinen
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俳諧関係より 花を持たせる 挙げ句の果て
お礼
「花を持たせる」って俳諧から来ていたんですか。 知りませんでした。「月並み」も確かそうでしたよね...?(違いましたっけ?) ありがとうございました。
- rintanhanahana
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よく、店頭などで、物をみるだけのとき 「冷やかし」「冷やかす」なんて使いますよね。 これは、江戸時代に、紙漉し職人の連中が、古紙をぐつぐつと煮立てたあと、ひやすまでの間、吉原にいって遊女の品定めを行ったことに由来しています。 もしかして知ってたかな・・・。
お礼
は~い。確かに「冷やかし」、よく使いますよね。 でもおっしゃるように、もとの意味を知っている人はごくわずかでしょうね。 第一、今の東京に「冷やかし」タイムの必要な職人さんは、まずいないでしょう。 早速のご回答、ありがとうございました。
お礼
うわっ!沢山の例をありがとうございます。 「愚痴」もそうなんですか。 囲碁、将棋は全く知識がないので、「駄目」「成金」など知りませんでした。 そう言えば、「二枚目」「三枚目」もお芝居から発生した言葉ですね。 また思いついたら、教えて下さい。