- ベストアンサー
太平洋の巨大地震の地図
以前にある学者さんが太平洋全体でプレートが 活動期に入っていると報告しているサイトがありました。 そこでは1950年頃からの巨大地震が記されており、 更に色々な説明をつけて上記の仮説を説明されていました。 そのサイト(日本語です)のURLをうっかり消してしまったのですが、 ご存じの方がいましたら教えて下さい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
質問からすでに10日間を経ていますが、回答がつかないので、、、 ( 以下も、質問への回答にはなりませんが、、、) 1 「太平洋全体でプレートが活動期に入っていると報告している」日本語サイトは現状ではないと思います。 2011年3月11日頃産経新聞が共同通信情報として簡単な記事中に「ロシア科学アカデミー地球物理学研究所のエブゲニー・ロゴジン副所長は、環太平洋地域で近年、地球の活動が明らかに活発化し、地震がこれまでにない高い頻度で発生するようになったと指摘」したとの記載があったらしいですが、現物は今は見つかりません。 2 1950年以降を、1950年までと比較して、太平洋プレートについて地震状況を述べるのは事実上困難です。 (そのようなことを述べるには、データが必要ですが、地震計の観測網が存在しない時代では、環太平洋に地域での過去の文書の歴史記録などに頼るしかありません。 そうした記録と、観測網で記録したデータを比較しても、地震の頻度などの比較はかなり難しいです) 3 日本付近に限定した地震でそうした分析を示しているサイトはあります。 http://www.zisin.jp/modules/pico/index.php?content_id=1680 ( 糸魚川-静岡構造線よりも西にある地震の時系列 )ここでは、「中部から近畿、それに中国四国地方には、30年から100年の地震活動の静穏期をはさんで、60年ほどの地震活動期がくり返されるという性質があります」と説明しています。 4 上記の3の地域は、太平洋プレートと言えるかどうか、日本付近のプレートをみてください。 http://www.geol.sci.hiroshima-u.ac.jp/~envi/link/TohokuEarthquake.html 5 「活動期に入った」かどうかの視点で、記事を色々と書いてあるサイトがあります。 http://e-magazine.pekinshuho.com/VOL_017/07_ri_a.html 「北京週報日本語版」2010年4月6日 この中に次のコメントもあります。「現在の地震観測資料では、観測が始まってからの歴史が浅すぎ、わずか100年の資料で百年尺度の周期性を予測するのは科学的とはいえない」「今後世界的に地震活動期に入るかどうかは、これからの状況を見てからでないと確定できない」「強震は確かに比較的集中しており、地球の内部運動が比較的強いことを示している。しかし、強震頻発期に入ったと言えるのか、人々が知りたがっているこの後すぐに一連のこうした巨大地震が起こるかどうかについては、実際に即して言うと、地球科学理論と観測は現時点でまだ明確な結論を出せていない」 地震観測に必要な条件は、次のサイトをご覧ください。 太平洋プレートのことを調べるのはとても大変で、昔では出来なかったこともわかると思います。 http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/part2.html 現在は衛星を利用して地形の変化も測定出来ますが、プレートの境界が深海にあったりで、まだプレート位置の経年変化の緩急や方向転換を明確に出来る積み上げは出来ていません。 6 地震の周期性の説明で分かり易いサイトもあります。 http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec7.3.html 日本共産党のサイトには次のようなものもあります。(日本付近が対象で、太平洋プレートではありません) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-08-30/04_02.html 日本付近のデータならば下のサイトも参考になります。 http://www.hp1039.jishin.go.jp/eqchr/eqchrfrm.htm 7 「広瀬隆」さんという作家がおられます。(私は読んだことがありません)広瀬さんがどこかでなにか言っている可能性はありそうです。ただ、あったとしても、科学的に根拠や論理を構成したものではないのだと想像します。 http://www.wa-dan.com/article/2011/03/post-78.php 8 推論の根拠不明のものならば、「太平洋プレートが活動期に入った」という文字があるwebサイトは結構あると思います。 どうも「ロシア科学アカデミー地球物理学研究所のエブゲニー・ロゴジン副所長『環太平洋地域で近年、地球の活動が明らかに活発化し、地震がこれまでにない高い頻度で発生するようになった』」という言葉の孫引きをしているだけのところが多いようです。 http://www.sannohedaijingu.jp/wordpress/?p=15132
お礼
これは壮大なご回答有り難うございます。 もう回答は付かないかなと思っていましたが、 待ってみるものですね。 ご回答の中には残念ながらないようです。 私の拙い記憶ではオーストラリアの学者の 研究だったと思います。 ヒマラヤを含むプレートが活発化するので、 中央アジア~環太平洋全般で地震が多発するとのこと。 ロシアの方も同じような発言をしていたのですね。