- ベストアンサー
地震の機構について
私がこれまでに仕入れた知識では、 「太平洋岸の巨大地震は、太平洋プレートにアジアプレートが海溝に引きずり込まれていたものが、応力に耐えられず一部が壊れ、その反動で、アジアプレートが跳ね上がり隆起する」としているようでした。 ところが、3月11日の地震では、東北から関東にかけて日本列島の太平洋側が沈降したとされています。 地震の発生機構がちがうのでしょうか。それとも、これまでの発生機構の説明に不備があるのでしょうか。 その方面に詳しい方のコメントをお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
http://okwave.jp/qa/q6635957.html の私の回答をごらんください。断層の近くでは隆起、離れたところでは沈降が起こるんです。変動の値としては隆起量の方がずっと大きく、沈降量は小さくなります。 珍しいことでも何でもなく、ごく普通に起きることなんです。まあ一般的な解説では断層近くのことしか言わないし、隆起量の方がずっと大きいので、隆起するで間違いではないのですが、東北地方は海溝からの距離が大きく海岸線は沈降域になります。隆起域は海底にあるというわけです。 http://www.gsi.go.jp/cais/topic110313-index.html これは国土地理院が海溝型断層モデルで計算された地殻変動量と実際に観測された変動量の比較です。断層自体は普通の海溝型地震によくある逆断層として計算しています。計算上も沈降域が出現することがわかると思います。
その他の回答 (3)
- kv2007
- ベストアンサー率71% (89/125)
補足です。 海底では5mの隆起が観測されているそうです。 「大津波起こした海底隆起5メートル 東北大が観測」 http://www.asahi.com/science/update/0401/TKY201104010405.html
- chaff
- ベストアンサー率30% (264/874)
今回の場合は、海溝の底に近い側の海底が隆起し、逆に陸地に近い側の海底は沈降(海溝側に崩れ落ちる)したのではないか?と、池上彰氏がTVでざっくり解説していました。 「いい質問ですね~」
お礼
池上彰氏は地震の専門家ではないのではと。科学的な解説では、いささか「?」の付く解説なども散見されるようですけど。 「いい回答ですね~ 」とはいかないのでは。・・・
- 植松 一三(@jf2kgu)
- ベストアンサー率32% (2268/7030)
貴方が知ったのは、プレート境界型と言われるものですがその中の、すべるタイプです 今回の場合には少しそれと違って、プレートが絶えれなくなったのは同じですが、跳ねあがらずに崩壊してしまったと考えてください 崩壊したために、そこに引きずられて沈降したと考えてください 又跳ね上がって引っ張られた可能性もありますが、そこはもう少し、調査が進まないとハッキリしません
お礼
ありがとうございきす。わたしは海溝から遠く離れた陸側でプレートが折れて沈み込んだかと思ったのですが、そんな厚い部分でプレートはおれませんよね。
お礼
詳しい資料を提示していただきありがとうございました。私の知識が単純だったのですね。シミュレーション見事なものです。これでも地震予知が困難なのは、あと何が足りないのでしょうね。これがわかれば予知できるというようなものはなんなのでしょう。それが捕まえられればいいですね。