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税理士試験の受験資格と財務諸表論の重要性
- 税理士試験において財務諸表論は重要な科目であり、簿記論を学習していないと合格は難しい可能性があります。
- 経理マンとして働く上で、財務諸表論の知識は非常に役立ちますし、上場企業への転職の際にも有利になるでしょう。
- 日商簿記検定2級を取得しているということは、一定の基礎知識はあるので、財務諸表論の学習に取り組んでみることをおすすめします。
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私は結果的に財務諸表→簿記でした。 性格によると思います。 表現の些細な点や誤解をうけるかもという虞を「えいや!」と無視して大雑把に述べます。 簿記とは記帳の仕方を習います。この場合はこう記録するというのを覚えるわけです。 私は、この覚えるというのが苦手で「なぜ、こうなるのか?」を理解してないと駄目でした。 企業会計原則を読み込むと、簿記の仕方に納得がいきます。 2級の勉強中に、企業会計原則を読み込んで「なるほど、なぜそういう処理が求められるかがわかった」段階で、同級の学習が急に進んだ覚えがあります。 こまごまとした処理(例えば社債発行費の償却)は、問題を解いて理屈を知ってしまう人と、なぜそのような処理をするのかという大前提を知ってから問題を解くほうが理解がしやすいという人と分かれる気がします。 私は後者でしたので、何も考えずに財務諸表から受験しました。 これは法学部出身というのも原因かもしれません。 法学を学ぶさいには、条文を読んで、具体的な問題をといて、判例を引っ張ってきてという作業をします。 ですから「簿記会計とはいえ、人文学である以上、人間が規則を作ってるのは間違いない。だったら規則から理解しなければ、作業などできるわけないではないか」という考えだったのです。 3級→2級(一度失敗)→企業会計原則の読み込み→2級→1級→財務諸表論→簿記論 でした。 脳内の思考過程は人それぞれですから、行動の理屈がわかってないと行動できないというタイプがいても良いと思います。 「そんなやり方では無駄が多い」とか「違うと思うよ」という意見があるかもしれませんが。 参考になさってください。
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- nekomimimoe
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簿記論→財表で合格しました。(5科目合格はあきらめました) 今は上場会社で経理やってます。 上場会社で経理(それも本社で決算書作成する)やる場合には会計理論の理解は外せません。 少なくとも財表理解してれば会計士とも理論で話せます。また、解らなくても調べられるとかなんかおかしいと思えます。 実務では監査6法っていうぶ厚い会計基準集を調べられなくてはいけませんが、そのとっかかりとして会計基準を広く浅く網羅してくれるのが財表です。 逆に上場企業の経理でも支店業務ではあまり会計理論はなくても何とかなると思います。 イメージとしては 簿記論は簿記7:理論3 財表は簿記3:理論7 って感じの力の入れ方でしょうか。 簿記論では仕訳を切るためのその会計処理がなんであるかとして理論を学びます。 財表ではその会計理論の結果としての仕訳という意味で簿記をやる。そんな感じです。 財表からやっても全然問題はないと思います。上でも書きましたが基本的な簿記についても触れてくれます。 簿記論からのほうがいいってのは簿記の勉強は日商とかでやり慣れてる感があるからかな。それに仕訳理解してから深い理論のほうが入りやすかったりもしますしね。(理論だけだとつまりなんだがよくわかんなかったりします)
お礼
財表からやっても全然問題はないと思います。上でも書きましたが基本的な簿記についても触れてくれます。 という意見が大変参考になりました。 簿記にも触れてくれるのですね♪ ただ、まず自分自身簿記1級を勉強したいと思います。 余裕があれば財務諸表論をその後勉強するつもりです。 貴重なご意見誠にありがとうございました。
- minosennin
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5科目合格が目的でなく、実務のための経理知識が目的なら財務諸表論だけで十分です。 財務諸表論の計算と簿記論は出題形式は全然違いますが、出題範囲という意味ではほとんど差がないようです。 税理士受験案内の簿記論の出題範囲には「複式簿記の原理、その記帳・計算及び帳簿組織、商業簿記のほか工業簿記を含む。ただし原価計算を除く。」となっていて、これだけ見たのではいかにも簿記の貸借原理や帳簿組織など簿記の基本部分しか出題されないような印象がありますが全く違います。最近の例では、リース会計、退職給付会計、金融商品、資産除去債務などの最近制定された会計基準が財務諸表論とほぼ同じ範囲から出題されているようです。 簿記論と財務諸表論の位置関係はどちらが先というより、どちらか片方を受かれば後の片方も受かり易いということでしょう。 財務諸表論の理論は別として、計算に関しては簿記論の範囲を含むと考えられていいと思います。
お礼
実務のための経理知識が目的なら財務諸表論だけで十分です。 という意見が大変参考になりました。 私自身簿記1級をまず勉強し、余裕があれば財務諸表論も受けて みたいと思います。 色々調べておりましたら、管理会計も含む1級のほうが今の自分 には合っていると思いましたので。 ありがとうございました。
- ben0514
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挫折した者ですが・・・。 税理士試験の受験科目に順番はありません。 ただ、多くの場合には、5科目の達成を短期間にと考える人が多いでしょう。 会計科目の場合には、簿記検定からステップアップするため、計算から入っている人がほとんどでしょう。そのため、簿記論の取得から目指す人が多いと思います。しかし、ほとんどが会計科目を同時進行で行うと思いますので、簿記論との順番が一緒だと考えても良いと思います。ただ、得意不得意や運などもあるため、合格の順番と一致するわけではないと思います。 ちなみに、私の学習は、 商業高校の授業により、日商3級程度まで取得 商業高校在学中の専門学校の短期講習にて、日商簿記2級を取得 専門学校(税理士試験予備校のようなもの)の授業数ヶ月にて、日商簿記1級程度である全経簿記上級を取得 検定の最上位級を受験資格として、簿・財・法・相・事を受験しました。 数年受験しましたが、合格科目0で挫折となっています。 ちなみに受験資格の制約があると思います。大卒者などで受験資格があれば、どの科目から受験されてもよいと思います。私のように、受験資格が無い場合の選択肢で日商1級などの受験をする場合には、どうしても計算の速さを維持している間に簿記検定を、と考えることが多いでしょう。 上場企業の経験はありませんが、税理士事務所で多くの中小企業の会計処理を経験し、現在零細法人の事務担当役員の経験から考えると、税理士試験の簿記論や財務諸表論の知識は、実務に役立ったという感覚はありませんね。合格された方で会社に評価制度があれば、給与面や人事評価で役立つかもしれませんね。 財務諸表論でも簿記計算の知識や速度が求められると思います。一検定資格と同じように考えれば、資格は邪魔にはなりませんので、同時進行も良いと思いますよ。 ただ、上場企業などを想定されているのであれば、公認会計士の試験分野を学んだほうが良いかもしれません絵。
お礼
実務に役立ったという感覚はあまりないのですね・・・ 資格取得が目的ではございませんので、まずは簿記1級を目指す事に いたします。 貴重なご意見ありがとうございました。
お礼
確かに、理論をきちんと理解せずに、減価償却の仕訳だけできるようになっても・・・ って感じですね。 私も理屈が分からないと気持ちが悪くなるタイプですので、体から入るイメージの 簿記論ではなく、財務諸表論から始めようと思いましたが、やっぱりまずは簿記1級 を取得することにしようと思います。 貴重なご意見ありがとうございました。