電気を使って量をあらわすとき,
アナログ的な考え方:0,0.1,0.2,・・・,9.8,9.9,10と
ディジタル的な考え方:0か1か
があります。
昔は,電線の本数を少なくして,アナログ的な考え方で情報を送っていたのですが,
今は,電線の本数を増やす,または時分割して「0か1を送る」,
という考え方に変化しています。
(2011年はTVアナログ放送終焉の年でもあります)
アナログ的なやり方はノイズに弱く,誤差を生じやすいのに対して,
ディジタル的な考え方はノイズに強く,
同じ回路を大量生産できれば,ちゃんと情報を送れるからです。
大規模なディジタル回路が可能になった背景には,
LSI(大規模集積回路)の技術進歩があります。
現代のコンピュータは,2進数,すなわち0か1を基本としています。
電気的にはONとOFFで代表させます。
この1ケタで表される情報のことを,bitと呼びます。1bitで2通りの情報を表せます。
コンピュータの中の数字は,二進数で表現されています。
現代のコンピュータでは,非常に多くのbitをあつかうので,
8bitをまとめてbyteという単位で呼びます。1byteで256通りの情報が表せます。
英文アルファベットは文字数が少ないので,1byteでアルファベットや特殊文字が表せます。
しかし,漢字は文字数が多いので,2byte(16bit)で1文字を表しています。
昔,コンピュータの勉強をする時には必ず二進数から入ったものでしたが,
今,コンピュータリテラシを勉強する時に,二進数は不要と言うか,邪魔ですね。
/*オジン=パンチカードでFORTRANを使った世代のぼやき*/
お礼
よく知ってますね~! 2進数がベースだけど、16進数で表すんですね! 丁寧なご回答、有難うございます!