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法人決算につき、役員の賃借料の調整について
法人経営している役員が、会社に個人資産(工場、事務所、土地)を貸していまして、会社より毎月賃借料を支払っています。このたび、法人決算を迎えるにあたり、随分と利益が発生していて少しでも納税額を押さえたいと思っています。なので毎月支払っていた賃借料を期首まで遡って上げて経費を増やし、利益を押さえようかと考えています。 賃借料の上げ下げにつき、注意する点や参考資料などありましたらと思い、ご教授願います。 どなたか詳しい方いましたらよろしくお願いします。
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これは慎重にやる必要があります。 まずその土地等の賃借契約はどうなっているのでしょうか。当然そこに賃料も記載されていますよね。 これを期首にさかのぼって修正する必要があります。 次に、これまでの毎月は従来の賃借料払い続けてきたのですよね。なぜ期末に過去の分まで一挙に清算をするのかという説明を合理的にどうできるかを考えておかないといけないですね。 その次に賃借料自体の金額ですが、おおむね世間相場の10%程度の差異は適正な家賃として見られるようです。それを超えると役員賞与と見られる恐れが出てきます。 ということで、期末のそれをやるのはかなり危険という気がしますが、ここは税理士に相談をされて無理のない方法を取ることが良いでしょう。 無理をすると役員賞与で損金参入が否定されて、個人はその分を所得税で持っていかれるということになりますよ。 来期は期首からある程度の利益予測をして期末にこういうことで心配のない用意にしましょうね。 最も法人税は貴社が業績好調ということの勲章であり、社会的義務ですからあまり姑息な手段をとることはお勧めしませんが。
補足
ご回答ありがとうございます。もちろん法人から支払われた賃借料については、個人の確定申告をきちんとしています。 ところで、法人の期中で途中から役員に支払う賃借料が変わるのは、何か問題ありますか?