賃借人が別法人になっていた場合の対応について

質問

不動産管理会社に勤務している者です。
ある店舗の賃借人は法人で、その法人名で賃貸借契約を結びました。
この法人は数年置きに法人名を変えているので
一度、この法人の登記簿謄本を取って内容を確認してみました。
すると契約時の法人は既に無くなっており、現在の法人は
最近新たに設立した別の法人だということが分かりました。
ちなみに経営者（役員）や業務内容は変っていません。

『質問１』
この場合、もう存在しない法人との賃貸借契約は有効でしょうか？

『質問２』
できれば新しい法人と改めて新規契約を望んでますが、
新規契約を拒絶された場合、どのような対処法がありますか？

以上、2点の質問です。よろしくお願いします。

回答No.1

R48

１、現在の法人との間に資本関係があれば契約は有効ですが、２の処理が正しいです。

２、不動産業界では一般的かどうかわかりませんが、税務的に説明できるように変更契約書の取り交わしが正しいです。
この場合、元の契約に番号があればその番号を記述し、”-1”のように枝番を付けるとわかりやすいです。
元の契約に番号がなければ、「何年何月何日締結したｘｘｘの物件の契約変更」のように、フルタイトルで関連付けを行います。
変更後の契約期間は、元の契約の期間を引き継ぎます。