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成尋の経典の所在

平安時代に北宋に渡った、天台僧の成尋は日本に600巻余りの経典を送り届けましたが、それらは現存するのでしょうか?現存するのならどこに所蔵されているのでしょうか?また、そのうち北宋の密教に関するものがあるのならば、読みたいのですが、公刊されているでしょうか?

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  • takeko85
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回答No.1

大雲寺にあったようですが、戦火でことごとく消失したようですね。 入宋の翌年(1074年)成尋常阿闍梨は、経典400余巻、異風の仏像数十躰、自画像等を大雲寺に送っています。これらの品は、天文の戦乱1546~1551までは大切に保管されていましたが、戦火で悉く焼失し、成尋が大雲寺にもたらした品々で現存するのは、本阿弥陀如来1躰のみです。平成18年にこの「半丈六 阿弥陀如来坐像」は約250年ぶりに大修復を行いました。 阿弥陀堂|大阪のご法要 交野の阿弥陀さん 納骨のお寺 章園寺 http://www.shoenji.com/toi.html

setoshinsei
質問者

お礼

行き届いたご回答をいただきまして有難うございました。よく分かりました。大半が焼失してしまったのは残念ですが、この阿弥陀様だけでも現存するのはありがたいことだと思います。

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