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北宋の仏画
中国の北宋時代の仏画を調べたいのですが、仁和寺の孔雀明王と清凉寺の十六羅漢しかネットで検索してもわかりませんでした。日本以外の中国、台湾どこの所在のものでもいいので、北宋時代の仏画をパソコンで見たいので教えてください。
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- TANUHACHI
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直接の参考になるかは判断できかねますが、以下の参考文献が私の手許にはあります。 (1)『日本の宋元仏画』-「日本の美術」418号:至文堂 (2)『世界美術大全集-東洋篇5』:小学館 (3)『京都五山-禅の文化』展:東京国立博物館 「禅」の考え方としては元来「仏像や仏画などの偶像を対象とする信仰とは異なり、自らの内面を見つめる」との考え方により、仏像や仏画が禅の寺院では用いられなかったとされましたが、実際には中国でも類例として寺院の内部で仏像が安置されていたことなどから日本でも仏像や仏画は用いられていたと考えても差し支えありません。また北宋時代及びそれ以前の五代期での絵画の特性として人物画や花鳥画が隆盛だったこともあることから作品としての仏画がどの程度の数で作製されたかとの問題に関しては知識を持ち合わせておりませんので説明を控えさせていただきます。 御指摘の仁和寺及び清凉寺に所蔵されている作品は国宝指定を受けており比較的有名な事例です。このためネットで検索して容易に抽出できたと考えられます。他にも(3)には日本国内に所蔵されている幾多の仏画が掲載されています。また(1)(2)の文献は殆どの公共図書館に行けば手にとって見ることも可能と思われます。 尚この図録は東京国立博物館のミュージアムショップに問い合わせてみれば、在庫の有無を知る事もできるかと存じます。また東博の他に京都および奈良それぞれの国立博物館にもミュージアムショップがありますのでそちらのホームページにも幾つかの図録が掲載されています。