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ラドンについて

放射性元素のRnですが、UやTlから壊変が始まって最終的にRnになるとありますが、同じく放射性元素であるRnもいずれは半減期を経て別の安定な元素に壊変するのでしょうか。 BiがPbに落ち着くのは有名ですが、Rnが解りません。ご存じの方いらしたら、ご教示下さい。宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

こんにちは。 α線の「質量数」は4、β線の「質量数」は0なので、崩壊系列は、 ・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n (4で割り切れる) ・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n+1 (4で割るとあまりは1) ・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n+2 (4で割るとあまりは2) ・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n+3 (4で割るとあまりは3) という4タイプに分類されます。 なぜならば、質量数が4減る崩壊(α崩壊)と質量数が変わらない崩壊(β崩壊)しかないからです。 (細かいことを言うと、カリホルニウム252みたいに自発性核分裂するのもありますが、ラドンの話とは関係ありません。) トリウム系列(4n) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%B3%BB%E5%88%97 ラドン220があります。最後は鉛208です。 ネプツニウム系列(4n+1) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%97%E3%83%84%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%B3%BB%E5%88%97 ラドン217がありますが、ごく僅かです。最後はタリウム205です。 ウラン系列(4n+2) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E7%B3%BB%E5%88%97 ラドン226があります。最後は鉛206です。 (ラドン218もありますが、ごく僅かです。) アクチニウム系列(4n+3) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%B3%BB%E5%88%97 ラドン219があります。最後は鉛207です。 (ラドン223もありますが、僅かです。) というわけで、ご質問への回答をまとめますと ・ラドン220 → 最後は鉛208 ・ラドン217 → 最後はタリウム205 ・ラドン226、ラドン218 → 最後は鉛206 ・ラドン219、ラドン223 → 最後は鉛207

dormitory
質問者

お礼

大変ありがたい回答でした。改めて調べたいと思います。 ありがとうございました

その他の回答 (1)

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

当然 Pb あたりになります. 調べてみてください.

dormitory
質問者

お礼

ありがとうございました 調べてみます

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