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TEMでの支持膜について
neginecoさんが支持膜について質問されていました。 コロジオンしか使ったことがありません。フォルムバールは電子線透過能,電子線損傷,機械的強度等コロジオンと違っていると思いますが,どのような利点,どのような場合に使用するのかご教授下さい。 rei00さんあたりに,「すぐに 教えて!でなく,成書を読みなさい。」と言われそうですが,この年になって今更ですので…現役でないのでご容赦を…
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フォルムバールしか使ったことなくて,比較できないです.すみません. 一般には,フォルムバールの方が電子線には強いということになってるようです.ただ,若干ですが,フォルムバール膜には疎水性の傾向があり,用途によっては親水化必要かも. 強度が必要な場合,膜を張った後,カーボン蒸着した上で親水化処理するのがルーチンのような用途(私です)ではどっちでも同じかと思って使ってます.
お礼
早速に有難うございます。 観察時に,電子線で切片の剥がれや消失によって観察部位を失う事は嫌なものです。苦労が水の泡となりますから,丈夫な支持膜が一番ですよね。 ネット検索したら,TAC,ビュ-ツバル,プラズマ重合膜等使用したことのない支持膜が沢山ヒットしました。どんな使用感の膜なのかなと思っています。 ところでdora1さんは,グリッドの表(つやのある方)に張ってますか,それとも裏に張っていますか。グリッドにもよるのでしょうが,どちらがよいのか決着は着いたのでしょうね? 時々太陽の光を浴びて,仕事にお励みください。