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磁場の計算における間違いとは?
- Biot-Savart関連で磁場を計算する際、間違いが発生しました。
- ベクトルポテンシャルを導入した際に、divAが0にならないことが問題となりました。
- 具体的な形でベクトルポテンシャルを使用すると、divAが定数にならないことが判明しました。
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とりあえず、 >rot(rot(-C/|r))=rot(Cr/|r|^3)=Cdiv(r/|r|^3)=C(3/|r|^3-3|r|^2/|r|^5)=0 この計算は間違えていますね。 ベクトルをC↑のように表すことにすると、 rot(-C↑/|r|) = -grad(1/|r|) × C↑ = r↑×C↑/|r|^3 よって、 rot(rot(-C↑/|r|)) = rot(r↑×C↑/|r|^3) = (div(r↑/|r|^3))C↑ - (C↑・grad)(r↑/|r|^3) = - (C↑・grad)(r↑/|r|^3) (第一項はゼロになるので) ただし、(C↑・grad)(r↑/|r^3|)は、(C_x ∂/∂x + C_y ∂/∂y + C_z ∂/∂z)(r↑/|r|^3) の意味です。 どの式変形も、一般的に知られているベクトル解析の公式を使えば出ます。
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- endlessriver
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ベクトル場として球対称が仮定されているようです。すると、極座標系で rot A↑=( Aφ/(r tanθ), -(1/r)∂(rAφ)/∂r, (1/r)∂(rAθ)/∂r ) このrot A↑も球対称だから Aφ=0となり、結局 rot A↑=( 0, 0, (1/r)∂(rAθ)/∂r ) つぎに、div A↑を極座標系で考えると、同様に第2項の Aθ/(r tanθ)がθに無関係、すなわち、Aθ=0 をえる。 すなわち、 A↑はAr成分しかなく、rot A↑=0でこれのrotも0. さらに、rot(rotA)=∇(divA)-ΔA=0だから、∇(divA)=ΔA この式を球座標で解くと、Ar=0 を得ます。すなわち、A↑=0。
お礼
この後、関連したもともとの疑問をアップするつもりです。 よろしければ、またお付き合い下さい。
補足
ありがとうございます。 ∇(divA)=ΔAを解いた事はありませんが、A=0の結果は信じます。質問文に挙げたAの形だと、rot(rotA)=0になる先入観があったので、計算ミスし、∇(divA)=0にならないのは、どうして?、となった訳です。 divA≠0なのも気になりますが、ゲージの話なので、別途考える気でいます。
お礼
おかげさまで、計算ミスがわかりました。 この後、関連したもともとの疑問をアップするつもりです。 よろしければ、またお付き合い下さい。
補足
ありがとうございます。 まずrot(-C/|r|)=C×r/|r|^3で、×を書き忘れていました。ご指摘の通りです。 テンソル記法で展開して、 ∇×(b×c)=(∇・c)b-(∇・b)c-(∇c)b+(∇b)c を確認しました。(∇bと∇cは、bとcのヤコビ行列) a×(b×c)=(a・c)b-(b・b)c (1) を単純に当てはめたのが原因です。そうですよね。(1)のaが∇の場合、微分演算と成分を、交換できないところが出ますよね。 安易でした、