ネット事件をいくつか知ってますが、これもネットワーク関係かな?
ある大手銀行のATMシステムのプログラムを派遣会社から派遣されて行なっていた人。
大手銀行の対応のまずさが原因だったのか、プログラムの素質はあったが、クレーム対応能力がその分低かったのか、それは人によって判断がわかれると思うが、、、
完全犯罪として、、、、
懸命に顧客のニーズをもとに書いていたらしいんです その人。
銀行側はAだというのでAができるようにすると、Bだと言う。
BをやるとAができなくなるがそれでいいのかというといいというのでBに組み直すと、Aにならないじゃないかと言う。
そんな感じで、銀行側の理解能力が低いのか、システムがどういう構造なのか、ちっともわかっていないのか、やってもやっても、何かしらとんでもないことを言い出し、ちっとも完成できないでいたそうです。
それでも顧客に懸命に説明して、「やれよ」という傲慢な態度に我慢をして、なんとか顧客が納得するシステムを完成さえたらしいです。
しかし、あんまりな銀行側の態度にご立腹。
システムの中に、決算月の最後の日の15時前にシステムがダウンするようプログラムをいれたそうです。
恐ろしいことですが、やったらしいです。
銀行はご存知だと思いますが、15時になってもシステムはまだ動いています。
手形などの処理もギリギリ17時ころまで実際はできる。
15時30分に裏口から入って入金すれば、手形を落としてくれて、不渡りにならない。
ギリギリまで顧客にサービスを本当はしている。
知っている人は知っていて、銀行の通用門の暗証番号まで教えてもらい、ギリギリ現金をもってきて、入金処理をしてもらい、2度目の不渡りを毎月回避している。
それがシステムがダウンしていて処理できないとなると、、、、
15時ギリギリ送金処理をしても、システムがダウンして入金扱いになっていないとすると。
引き出して別の口座にネットを使って振りかえようとしていて、処理できなかったとすると。
当然顧客たちは銀行へ大クレームをするわけです。
会社がそれで潰れら、銀行を訴えるってことになるわけです。
銀行は何故システムがダウンしたのかわからず、懸命に復旧をシステム管理会社にお願いするのだが、何年か前に作って、何年後にダウンするというプログラムを仕込んだ人は、とっくにやめているわけです。
カウントダウンでサーバーがダウンしたその日を待ち焦がれて、ニュースでそれをみて せーせーしたでしょうね。
他の人が作ったシステムって、読めない。
特徴があるので、「これはどういう意味だろう」と見てもわからないことが多々ある。
サーバーを復旧させたら、また問題なく動くので、原因はとうとうわかっていないわけですが、実は銀行にひどい目にあったプログラマーが仕組んだタイマーつきの爆弾。
ってことで、その信販会社 プログラマーをひどい目に合わせた過去があるんじゃないでしょうか。
補足
有り難う御座います。 まともにグレーゾーンの話題ですね。 遅れて入金する顧客達が一部に過ぎない故に、殊更に基幹システムを入れ替えていられないのでしょうから、放置せざるを得ないのですね。 同じ状況の可能性が有るかも知れません。 其処のセンターの知人からの話によりますと、督促業務のコールセンターでは発信だけを行なう訳ですので、たとえサーバのダウンによって一時的に督促用のPBXを使えなくなったとしましても、次の日には復旧していますから、SVの方々は余り深刻に感じていないらしいです。