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吸血鬼の事について
吸血鬼研究の書籍を読んでいて、少し気になった事があったので書かせて頂きました。 《吸血鬼が人間を吸血鬼にする方法について》 「人間が吸血鬼になる原因」は沢山見たり聞いたりするのですが、「吸血鬼が人間を吸血鬼にする方法」は殆ど聞いた事がないので気になっております。 私の知っている方法は ・血を吸う ・吸血鬼自身の血を飲ませる ・その人間を殺す です。 これ以外の方法があれば知りたいです。 アニメ、漫画、伝承、小説等、その方法の発言元は何でも構いません。 《死人の血について》 吸血鬼にとって死人の血は猛毒という説を知り、吸血鬼は死人には吸血行為を行わないのかもと解釈しております。 でももし、血を吸うことで仲間を増やす吸血鬼が誤って死人を吸った場合、吸われた死人は吸血鬼になるのか、それともやはりならないのかと疑問に思っています。 また、死人の定義についても気になっています。心臓が止まるともうその人間の血は毒になってしまうのでしょうか? その事を考えると、死んで数時間の人間と、死んで数日の人間とでは、誤って吸った際の結果は変わったりするのでしょうか? 変な質問ばかりですが、是非ご意見頂ければと思っております。 宜しくお願い致します。
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- raiden787
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《吸血鬼が人間を吸血鬼にする方法について》 もともと吸血鬼の伝承は狂犬病や精神病患者の異常な行動と、伝染病による多数の死者の発生への恐怖から生まれたと考えられています。 例えば、吸血鬼は流れる川を渡れない、というのは大型の河川は伝染病の伝播を防ぐ性質があるからであり、吸血鬼は招かれないと人の家に入れないというのは締め切ってきちんと消毒した家に住む人間には伝染病がかからなかったため、などと考えられています。 このことから考えると、病原菌や病原ウイルスの感染こそが人を吸血鬼に変えるもっとも基本的な方法ではないでしょうか。 いくつかのSF小説などでは、吸血鬼=特殊なウイルスに感染した人間、という解釈のものがあります。 この例で考えれば蚊やノミ、ダニなどの吸血性の虫によっても吸血鬼は増えそうですね。 現代なら輸血なんかでもありえそうです。 《死人の血について》 死人の血が毒、というのは、血液は栄養源としては優れたものでしたが、非常に腐りやすく、特に食料保存技術の未発達な時代では血抜きをしていない肉はしばしば食中毒の原因となったことから来ているのではないでしょうか。 一部のキリスト教の宗派では血は汚れたもの、と伝承していますが、これは冷蔵技術がなかった時代では血抜きしていない動物の肉を食べると食中毒に高確率でなったことから、血液は邪悪なもの、という考えにシフトしたものと考えられています。 血を食料とする文化は世界中にありますが、基本的には屠殺の際の新鮮な血液を使うのが一般的ですね。 ドイツの豚の血液をつめたソーセージ、フランスの鴨の血のソース、日本ならスッポンや鶴の生き血を飲む料理があります。 そう考えると、人間の血が死後、食料として使えなくなる程度に腐敗したらアウトではないでしょうか? まあ、無粋なことを言ってしまえば、ブラム=ストーカー以降の吸血鬼は全て作家個人が空想したフィクションの存在なので、貴方が好きなように設定を考えてもいいと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 吸血鬼が人間を吸血鬼にする方法についてのご回答なのですが…、少し生意気を言ってしまうと、ウイルスは「人間が吸血鬼になる"原因"」ではと思います。 吸血鬼に血を吸われると、吸血鬼の体に存在するウイルスが、牙や唾液を伝わり人間に感染する。 吸血鬼の血を飲めば、血の中にウイルスがいて。 吸血鬼に殺されると(武器を使ったなら話は変わりますが)爪や牙にウイルスが。 と言う事ですよね。 私は説明が下手なので、質問の書き方がおかしかったのかもしれません。 すみません…。 本当は、人間が吸血鬼になる原因をウイルスとすると、「吸血鬼が人間に自分のウイルスを移す手段(例えば、息をふきかける、触る等)」をお聞かせ頂ければと思っておりました。 やはり吸血、血、殺す方法以外はもう無いのかもしれませんね…。 回答者様のおっしゃられている通り、自分で設定を考えるしかなさそうです。 死人の血についてのご回答は 大変興味深く読ませて頂きました。 すると、死んで直ぐの死人の血であれば、吸血鬼も飲めそうですね。 更にその死人も吸血鬼になりうるかもしれませんね。 後、ドイツの血のソーセージ美味しいですよね。ブルートヴルスト大好きだったので話が出てきて少しテンションが上がりました。 色々と生意気な事も言いましたが、こんな変な質問にご回答頂き嬉しかったです。 ありがとうございました。