育てた経験的に言うと、人と合わせる脳の回路がない状態。故に他人の気持ちを思い描くことが苦手で、落ち着きがなく、ひとつのことにこだわって収集したり、博士的知識を得たり、話題から離れないなどの行動を伴う。ただし、十人十色で、すべてが同じではなく、あらゆる問題行動を少しずつかすっている場合がほとんど。自閉症はその狭義。
治療というか、脳の回路を何度も繰り返し教えることによって構築することで、「これは他人がいやがるかもしれない」ことを経験則で補えるようになる。
ただし、生育時の後天的事情により、二次障害と言って、発達障害と同じ形質を示すときがある。これは、離婚や家庭の不和など、生育上よくないことの繰り返しで、脳の喜びの回路が、廃れていくような感じである。すなわち、幸せを感じにくく、文句ばかりが出るようになる。区分けが難しいが、生育歴がわかれば、本人が判断できる。これは、発達障害表出後の生きにくい環境により、躁鬱形質に移行するのも同じ事と考える。
表出する態度は環境による後天的二次障害も発達障害と同じと考えていい。
自分を知って、問題行動を理解し、押さえることはできる。昔ではリタリン、今ではコンサータなどの薬物治療もある。
お礼
だから他人の経歴を手に入れようとするんですね