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降圧薬と利尿薬について

降圧薬について↓ アドレナリンα₁受容体遮断薬・アドレナリンβ₁遮断薬は ともに降圧薬としてもちいられることがあるが、 副作用として起立性低血圧を引き起こすことがあるそうです。その理由は何なんでしょう? 循環反射を参考にして説明をお願いしますm(__)m 利尿薬について↓ (1)Na⁺‐K⁺‐2Cl⁻共輸送体 (2)Na⁺‐K⁺交換系を阻害する薬物 (3)Na⁺‐Cl⁻共輸送体を阻害する薬物 (4)バソプレシンの作用を増強させる薬物 (1)~(4)のうち利尿薬として用いることができる薬物はどれなんでしょう? 教えて下さいm(__)m

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noname#143207
noname#143207
回答No.1

 こんばんは、ひどっちと申します。 > 副作用として起立性低血圧を引き起こすことがあるそうです。その理由は何なんでしょう?  起立性低血圧とは、血圧を調節する“循環反射”機構が妨げられるために起こります。立ち上がるときは、血管が収縮して血液を上半身に送りますが、α遮断薬等を飲んでいると、血管の収縮が阻害され、脳への血液が少なくなるため、起立性低血圧がおこるとされています。 (“循環反射”とは、血圧が急激に変化した場合にそれを元に戻そうとするように働きます) > 利尿薬について (1) ◯ (ループ利尿薬) (2) ◯  (カリウム保持利尿薬) (3) ◯  (チアジド(サイアザイド)系利尿薬) (4)×  (バソプレッシンは、ペプチドホルモンで、抗利尿ホルモン(ADH)とも呼ばれます。従って、逆効果になります。) ・ループ利尿薬  太いヘンレに於いて、管腔側のNa+-K+-2Cl-共輸送体(NKCC)の作用を阻害し、NaClの再吸収を抑制し、利尿効果(利尿作用)を現わす。 ・カリウム保持利尿薬  遠位尿細管に直接作用することでNa+-K+交換を阻害する。名前のとおり、K+を保持したまま利尿作用を表わす。 ・チアジド(サイアザイド)系利尿薬  サイアザイド系利尿薬(thiazide)は、Na+-Cl-共輸送体(NCC)を阻害し、Na+やCl-の再吸収を抑制する。 参考:作用機序 http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/diuresis.html   ご参考になれば、幸いでございます。

usarunrun
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございますm(__)m

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