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心不全におけるβ受容体作用薬について
心不全におけるβ受容体作用薬について 心不全において、β受容体を刺激する薬や遮断する薬を用いる場合があるみたいですが、どのように使い分けているものなのでしょうか?
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β遮断薬は軽症~重症までClass I(通常適応され,常に容認される)~Class II(容認されるが有用性はまだ不確実で異論もありえる)とACE阻害薬と並び基本的に使用が勧められるもので、生命予後の改善効果が見込まれます β受容体刺激薬を含む経口強心薬は生命予後の改善効果は否定的ですから軽症の場合はClassIII(一般に適応とならない,あるいは禁忌である)で長期使用には向きません 重症で静注強心薬を使用しなければならなかった時に、その離脱のための継ぎなどの限定した場面で、短期使用されることがあります
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- USB99
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回答No.1
普通の心不全の治療においてβ刺激剤を使用する場面はありません。虚血性心筋症、拡張型心筋症において少しずつ投与して反応を見ながら増量していきます。基本的には閉鎖不全による弁膜症による心不全に対しては投与しませんが、実験的には効果があるとする報告もあります。