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臨界核半径について
大至急!臨界核半径に関して質問です。 (1)均質核形成のための臨界核半径は r*=–2γ/ΔGv で与えられ、臨界核形成に伴う自由エネルギーの値(自由エネルギーの最大値)は Δg*=4/3・πγ(r*)^2 で与えられることを示せ。ただし、ここでγは気液界面エネルギーでΔGvは単位体積当たりの自由エネルギーの変化である。 (2)臨界核半径の物理的意味について簡単に説明せよ。 分かるところだけでも結構ですので、以上2問をよろしくお願いします!!
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半径rの核の持つ自由エネルギΔGは、体積と表面自由エネルギからの寄与の和として ΔG= (4πr^3/3)*ΔGv + 2πr^2*γ で与えられます。 この核が半径rで最大自由エネルギを持つ条件はdΔG/dr = 0, (4πr^2)*ΔGv + 4πr*γ = 0 より r*=–2γ/ΔGv この時の最大自由エネルギは Δg*=ΔG(r=r*)= (4π(–2γ/ΔGv) ^3/3)*ΔGv + 2π(–2γ/ΔGv) ^2*γ = 16γ^3/(3ΔGv^2) = (4γ/3)(-2γ/ΔGv)^2 = 4/3・πγ(r*)^2 (2)は核がr*で最大自由エネルギを持つことに留意して考察してください。