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日本史の解読(読み方・翻訳)をおねがいします
- 現在日本史の解読をおこなっている学生ですが、解読できない文章に行き当たってしまいました。
- お手上げ状態で、柳町年寄の申し出に関する内容が不明です。
- 解読のために役所に指示を求めましたが、具体的な用件はないようです。
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#1です。 読み仮名もつけてみます。 やなぎまちえ おそばつつがしらしゅう なにとなく おいれごみのこと ひとつ やなぎまちとしより もうしいでそうろうわ、さくはつか くれななつどきごろ、おそばつつがしらしゅうむたり あわせておそばつつがしらしゅうふたり おいれごみにて、えびすやへ おいでにて くれむつどきすぎまで おとどまりなされそうろうにつき、ぎょはいごしゅだしもうし、ゆると ごきゅうけいなされそうろうよし もうしいでそうろう、すなわち みぎのおもむき かきつけ としよりがたとり おんやくしょへさしだす、なんざえ ごようはこれなきだん もうしいでそうろうこと この書面の当時、御用出役ではなくて、いわば私用で役人と町人肝いりが一席を設けた際の届け出のようにも思えますが、あくまでも字面を追ってみた程度ですから、背景も含めて実際の読みや内容の如何は歴史のカテの方に伺われてはいかがでしょう。
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- Pinhole-09
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歴史からたまに文学のカテにお邪魔している者ですが 面白い文なので、答えにはなりませんが、意読をして 見ました。 柳町の店へお側筒頭衆がふらりと参られた事の次第 一つ柳町の年寄役の申すことには、昨二十日暮れ四時 頃に、お側筒頭衆六人并(ならび)に二人がふらりと 来られてゑびす屋にお入りになり、暮れ六時頃まで お過ごしになされましたので、酒杯をお出ししゆっくりと 休憩なされるよう申しました。その後直ちに以上の事柄 を記した書状を年寄方よりお役所に提出いたした。 何もご不審なことは無かったと申しあげた次第である。 御側筒頭衆とは藩主を警護する鉄砲(筒)足軽の組頭 (隊長)で上士の中では下の方。でも庶民はお偉方と見ます。 年寄(役、方)は庶民の中で町を取り仕切る役を、仰せ つかった有力商人で、年寄方が上位です。 幕府は不穏な動きを警戒し、武士はもとより庶民でも、 身内以外の集まりには厳しかった。 届け出をしなければなりませんでした。 諸藩も同じでしょう。 前触れ(予約)なしでお偉方が ぞろぞろとやって来られて、戸惑った様子が、文面より うかがわれます。 もてなしに疎惣(そそう)がないか、不穏な相談でもして いたらどうしようとか。 何事もなくほっとしたのです。 想像するに、藩主の警護が無事に終り、城からの帰り皆で 一杯やろうかではないでしょうか。 前触れ位出さなかったのはまずいですね。 後日上役から叱られたかも知れません。
お礼
非常に分かりやすい回答で情景が直ぐに入ってきました。 御側筒頭衆が調べて見ても全く分からなかったので助かりました。 研究の方も来週には結果が出せそうです。 本当に有り難う御座いました。
- kine-ore
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・柳町へ御側(おそば)筒頭衆(つつがしらしゅう)何と無ク御入込(いりごみ)之事 一 柳町の年寄より申出のあったことは、昨二十日暮七ッ時ごろ、御側筒頭衆六人とあわせて御側筒頭衆両人(の都合八人)が御入込になって、「えびす屋」へやってこられ、暮六ッ時過迄御滞在なされたことについて、酒杯をお出しし、ゆっくりと休憩なされるよう申し出(い)でしたことについて、ただちにこのような事情を記した書付を年寄方より御役所ヘ提出がなされた。(以上のように)一向に御用といったほどのものではない由の申し出があったものである。 入込(いりごみ/いれこみ):この場合は料理屋などにて雑多に集合することであり、ひいては特に飲食の場を持ったことを指すのでしょう。そこで差しさわりの無いよう、役所に事後報告書を提出した経緯を記した文書のようです。
お礼
回答有り難うございます。 全く解読できなかったのでとても助かりました。 これで研究の方も進みそうです。
お礼
読み仮名までつけて頂きまして非常に助かりました。 先日解読していただいた文で研究の方も順調に進んでおり来週までには研究結果が出そうです。 本当に有り難う御座いました。