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ヒトラーはいつ頃文化に対する造詣を深めたのか?
ヒトラーはいつ頃文化に対する造詣を深めたのでしょうか? 具体的に言うと、ヒトラーは何歳の時にどうやって資金を捻出して文化に対する造詣を深めたのでしょうか? 私の記憶ではヒトラーの青年期は非常に貧乏で毎日食うや食わずだったと記憶しています。 当然にしてワーグナーの曲を聴きにコンサートホール行くお金もオペラを観賞するお金もないと思います。 昔のことだから、芸術を観賞しにいくとなると今以上に品位とリッチを求められたと思います。
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ヒトラーが画家志望であった事は大変有名です。 ヒトラーはウィーンに居た頃は大変な貧乏であった事になっているだけで、じつは、父親の遺産もあり美術大学に入学する為に美術館やオペラ 蝋人形館などに通って、受験勉強しているのです。 そして受験に失敗して今度は建築家を目指し、画家をして糊口をしのぎつつ独学をするのです。 ヒトラーは建築家志望だっただけに、多くの建物の絵を残しております。 これにより、冷たい建物ばかりで人間を描かないヒトラーは冷徹な人間だと、後年歴史学者に言われるようですね。 ヒトラーのウィーン時代は父親の遺産があり貧乏であった訳ではありません。 「我が闘争」の中で、極貧の中から身を興し恵まれない民衆を導く英雄に自分を見せる為に、 ウィーン時代は極貧であったと書いただけです。 ヒトラーは、稀代の悪役ですから歴史学者もエラく偏った人物評価をするのです。 良くも悪くも、一人の英雄です。 画学生は現在でも、絵の具だらけの汚い格好をしております。 ヒトラーも画学生や画家の時は汚い格好をしていたので、世間的にもウィーン時代は貧乏だったと信じられたのでしょうね。
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- korokoro1980
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〉 当時の外国のオペラやコンサートを標準的なB席で観覧した場合、現在の日本円でいくらでしょうか? 「天井桟敷」という言葉をお聞きになったことはないでしょうか。ご存知なかったら、「オペラ 天井桟敷」などで検索してみてください。千円以下の感覚のような安さで、オペラが観られる場合もあったようです。 昔の身分制度の名残で、出入口もロビーも別になっている造りの劇場もありました。その場合、「天井桟敷の人々」は、天井桟敷以外の客(正装の紳士淑女)と交わらない仕組みです。貧乏学生などは、そのようにして観劇したのでしょう。 また、ヨーロッパなどの美術館は、「画学生または学生は、無料または大幅割引」の場合があります(日本でも学割はあるが大して安くならない)。学生に限らず全員無料という日もあります(月1回とか週1回)。ご存知なかったら、「ウィーン 美術館 無料」「パリ 美術館 無料」などで検索してみてください。 なお、ヒトラーの父親は税関の中級官吏、母親は農民出身で、ヒトラーが相続した遺産は潤沢ではなかったようです。芸術家気取りで、孤児恩給などで食いつなぐ青春時代を送りました。
お礼
親切な回答有難う御座います。 天井座敷という単語は知りませんでしたが、そのようなものは知っていました。勉強になります。 >ヨーロッパなどの美術館は、「画学生または学生は、無料または大幅割引」の場合があります(日本でも学割はあるが大して安くならない)。学生に限らず全員無料という日もあります ヨーロッパはいいですね。日本だと学生が気軽に歌劇を観に行くことは無理そうです(笑) 本当にいいですね。 >なお、ヒトラーの父親は税関の中級官吏、母親は農民出身で、ヒトラーが相続した遺産は潤沢ではなかったようです。芸術家気取りで、孤児恩給などで食いつなぐ青春時代を送りました。 おや、NO1さんとは対照的な意見です。しかし、ヨーロッパにおいて歌劇の割引が昔から画学生や学生あるのだったら、食詰めれば学生でも観に行けそうです。そう思えばヒトラーがその時に芸術に関する関心を高めても可笑しくはないです。
せっかく補足頂きましたが、残念ですが知りません。 ですが、当時のオペラやコンサートにはドレスコードがあるくらいですから、現在の日本のそれ以上であったろうと、想像しております。
お礼
補足の回答有難う御座います。
お礼
丁寧な回答有難う御座います。 なるほど、ヒトラーの貧乏は誇張というよりはなからなかったんですね 父親の遺産については聞いたことがありました。しかし、予想を遥かに上回っていましたね…
補足
参考までに教えて欲しいのですが。 当時の外国のオペラやコンサートを標準的なB席で観覧した場合、現在の日本円でいくらでしょうか? 日本だと安くても4000~5000千円くらいですよね。 海外の映画、オペラ、コンサートは日本より安いのでしょうか?