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元寇後、北条氏の専制が強まった理由

歴史の教科書によると、鎌倉幕府では、元寇のあとになって、得宗専制がいっそう強化されたそうです。 たとえば、評定衆が形骸化して、かわりに北条氏の私的な寄合が権力をふるいました。また、北条氏の一族がほとんど独占的に、各国の守護として派遣されるようになりました。 しかし、どうして北条氏だけがこれほど勢力を伸ばせたのでしょう? もちろん、執権・北条氏の勢力はもともと凄かったと思いますけど、とりわけ元寇のあと急にこんな展開を迎えたのは何故なのですか? たぶんですけど、多くの御家人が元寇の恩賞をもらえず、借金や分割相続で没落したから、相対的に有力になったということでしょうか? (だとしたら、そんな世情において、なぜ北条氏だけが没落を免れたかという疑問が生じますが…)

みんなの回答

  • izuhara
  • ベストアンサー率31% (97/310)
回答No.1

細川重男『北条氏と鎌倉幕府』 講談社選書メチエ、2011年 が丁度ご疑問の点にわかりやすくおもしろく答えています。 ご一読をお勧めします。

mokeni
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 ご紹介していただいた本は、図書館で探してみます! とりあえず気になっているのは、「北条氏が一族を守護として全国各地に置いた」っていうことの背景と、その目的です。 元寇の対策に必要だったとか、なにか必要に迫られたのか。それとも覇権をしくという野心をもっていたのか…。