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胎児の感情について
近々堕胎予定なのですが、そこで質問があります。 胎児にはいつ頃から「感情」がありますか? 大人の持つような複雑な感情ではなくとも、恐怖だとかの非常に基本的なもので構いません。
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- mrsamama
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妊娠中に私(母親)がヒスって泣いたことがあります。 突然、お腹の中で、赤ちゃんが暴れだしました。 元々よく動く子でしたが、そのときは手足全部バタバタしてました。 そんなことは初めてでした。 抗議してる?!って気づいて、気持ちを落ち着けました。 赤ちゃんも静かになりました。 私の感情の乱れが伝染したのだと確信しています。 (母親の血液内のアドレナリンは、胎盤を通って伝わるかもしれません) 何ヶ月だったか覚えていません。 感情ではなく記憶の話ですが、 意識がないために記憶しないのは、言語記憶です。 意識がなくても、感覚は記憶します。 つまり、「誰とどこへ行った」ような記憶はかなり大きくなってからですが、 そこで匂った匂い、味わった味は、2~3ヶ月の乳児でも記憶します。 言語記憶じゃないので、漠とした感覚として、大人になっても残ります。 人間の胎児には、記憶場所としての脳の元(神経菅)が、 妊娠数週で形成され始めます。 だから感覚の記憶は、この時点からできる可能性もあります。 なぜ、この質問をされたのかわかりませんし、 どういう事情なのか存じませんから、何も言えません。 でも、次に妊娠するときには、必ず産める形で妊娠してください。 お願いします!
- 井口 豊(@Iguchi_Y)
- ベストアンサー率68% (157/228)
最初に指摘しておきたいのは,「恐怖」とは,基本的な感情ではありません。 怖いもの知らず,という言葉があるとおり,「怖いもの」を知識や体験で得る,から生まれてくるのです。 本題ですが,これまでの生物学的研究では,そういう感情は,出生するまで現れないようです。 感情というより,意識が無いからのようです。 ただし,予想通り,母親側からは反論があります。 胎児の反応があるからです。 また母体と胎児への安全性を議論する上で,このような生物学的研究で結論付けていいのか,という意見もあるようです。 例えば,以下の参考文献に,そのような研究結果や議論が載っています。 http://www.fao.org/fileadmin/user_upload/animalwelfare/94.pdf その中の一文に以下のような部分があります embryos and fetuses cannot consciously experience any sensations or feelings such as breathlessness or pain and consequently cannot suffer while dying in utero embryosは9週以前, fetuses は9週以後の胎児です。 最後の部分は,子宮内(in utero)で死んでいく時,苦しむことは無い,です。 ただし,一方で,もし胎児に,「意識する時」が見つかれば,それが胎児の反応かもしれない,という記述もあります。 この論文は,胎児に感情が無い,と主張するのが主眼でなく,人間を含め動物の母体や胎児の保護のガイドラインを論じようというものです。