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単振動+ホワイトノイズの時のFFTの振幅
振幅ルート2(実効値1)の正弦波(周波数f)に標準偏差が0.1のガウシアンホワイトノイズが重畳したとき、FFTで算出される周波数fの振幅はどう変化するのでしょうか?(窓関数による誤差は無視した場合) よろしくお願いします。。 感覚的には(1^2+0.1^2)^0.5なのですが・・・・
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- imoriimori
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専門家では無いこともあり、定性的にだけ記しますね。細かいところは一部間違いがあるかも知れませんが、「感覚的には(1^2+0.1^2)^0.5なのですが・・・・」というのが無理だと言うことだけ判ってもらいたいと思うので。 とりあえず話が楽な連続関数のフーリエ変換として書いてみましょう。 正弦波というのはぴったり周波数が確定しているのですよね。とすると、正弦波をフーリエ変換すれば周波数軸上である一点fだけにある振幅で出ます。 しかし、雑音は違いますよ。ガウシアンかどうかはどうでもいい(関係ない)のですが、ホワイトノイズですよね。それはある周波数帯域幅Bに亘っています。その合算が時間軸上で標準偏差0.1として現れているのです。それが周波数面でどういう振幅(フラットな値nとしましょう)として見えるかは、B次第です。Bが狭ければ高さは高い。たとえばn^2×B=0.1^2という関係になるはずです(n^2×B=0.1^2×Tという形かも。この場合Tは観測時間。少なくともフーリエ変換の定義式次第でちょっと変わるのは確かですが)。 ここで、どうしても周波数分解能の話も出てきます。上記の値nは1Hzあたり、という値です。ある周波数f一点での値だけで議論したいと言ってもそれはできません。正弦波の周波数fから微小な周波数Δfだけ離れたものまでfであると見なす、として始めて、正弦派と雑音と合算の振幅が計算できます。それにはΔfが影響してきます。Δfがゼロなら雑音の影響はゼロ、fの一点で見える振幅は正弦波のほうの値だけです。 以上は連続関数で記しましたが、FFTと書かれているので、離散フーリエですよね。そして実際問題としても離散有限の観測になりますから、自ずから離散フーリエの世界になります。この場合も話は同じです。結局の所、サンプリングピッチ(時間分解能→周波数帯域幅)、観測時間(→周波数分解能)が定まって始めて、ある周波数fでの合算振幅はいくらになるかという計算が出来るのです。言い換えれば計算式にはΔfとBとが必ず入ってきます。
お礼
回答ありがとうございます。 FFTにおいて、ノイズも信号も⊿fとBを変更してもエネルギー密度が変わるわけではないので、FFTでの縦軸の値は変化しないと理解していますが・・・ ノイズと信号のサンプリング条件が同じ条件の場合に計算式に⊿fとBが入ってくるのは理解できません。 それと、ノイズ形状がガウシアンであるということは、ノイズの各周波数の振幅強度(実効値)が標準偏差値と同じ値であるということを示しているものでFFTの結果と密接に関係あると思うのですが・・・・・ 回答していただいた内容は、一見正しそうに見えるのですが、実際の観測データを考えるとどこか違っているような気がします。 もう少し、補足をいただけないでしょうか。。