FFTデータ数が少ないと直流成分が大きく変動する?
FFTの振幅スペクトルから実効値算出のために単一正弦波をFFTしてみると、(1)のように計算データ点数が少ない場合、窓関数の位置によって「0Hz直流成分」のFFT結果値が大きく変動してしまいます。((2)(3)は窓関数がどの位置でも問題ありません。)
この(1)(1サイクル64点=FFTデータ数64個)のような計算の場合、どのように実効値算出すればよいでしょうか?
また、正常な場合でもこれらのサンプル間隔(0、30Hz、60Hz等)の"すき間の部分”は考慮しなくても、全て計算結果に出力されているということでよいでしょうか?
単一正弦波(60Hz)
((最大値5388.9v=実効値3810.5v)、サンプリング3.84KHz=1サイクル64点)
(実効値換算式=前半の√(実数^2+虚数^2)の合計/(FFTデータ数/2)/√2)
(1)FFTデータ数 64個⇒0Hz(0.00~1905.2)???、60Hz(1905.2),120Hz(952.6)、180Hz(0.0)、
⇒合計( ??? )
(2)FFTデータ数128個⇒0Hz(0.0), 30Hz(952.6),60Hz(1905.2),90Hz(952.6), 120Hz(0.0)、
⇒合計(3810.4) ≒実効値
(3)FFTデータ数256個⇒0Hz(0.0),15Hz(0.0),30Hz(0.0)、
45Hz(952.6),60Hz(1905.2),75Hz(952.6), 90Hz(0.0),
⇒合計(3810.4) ≒実効値
補足
FFT後、実数部と虚数部が出力されました。FFT(data)というのは、実数部のことでしょうか?