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国際社会における日本の存在感は、40年前とは異なっている
- 40年前の日本と現在の日本は異なる存在感を持っている。
- 「ギャップ」という言葉に注目すれば、40年前の日本と現在の日本が異なることが分かる。
- 日本の存在感は時代の違いを埋めるためにも重要であり、先端技術を活用したサービス提供が求められる。
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質問者が選んだベストアンサー
No.1です。 「悪問だ」という理由を書いておいた方が良かったかもしれません。 回答を見るとA,B,Cと全部出揃ってしまいましたが、これは実際、どうとでも回答できる問題なのです。 なぜそうなるかというと、そもそもこの本文の趣旨は「日本の存在感をアピールするために東京でオリンピックを開こう」なのです。40年前の日本と今の日本の存在感の比較がどうであろうと、この文章には何の影響を与えないのです。AでもBでもCでも、この文章の内容を把握するのに問題は生じません(全てのケースを想定して読んでみればわかります)。 本文の趣旨に全く絡んでこないところで頭を使うのは無駄ですから、この設問は存在自体が無駄であると言えます。こんな問題が本試験で出てきたら抗議していいです。むしろ、この設問が愚問であることを発見できることを試しているのではないかと勘ぐってしまいたくなるような問題ですね。 実際には、問題作成者が悪文を読解する能力に欠けていた結果、こういう問題を作ってしまったのでしょう。もっぱら悪いのは知事ではなく、問題作成者の方です。 調べてみた感じだと、どうもこの問題は本試験に出たものではなく、問題集のオリジナルのようですね。 文章読解の問題集にはこういった粗悪な問題が混ざりがちで、それに当たる度にいちいち余計な時間を取られてしまいます。入手できるなら過去問を使った方がいいのではないかと思います。 本試験の問題なら、まずこんな抗議モノの問題は作らないでしょうし、仮にあったとしても、実際に抗議を受けて問題が表面化しているはずです。悪問かどうかを判断する手間が省けます。 いずれ、人間が作った問題が全て良問ということはないですから、こういうこともあるという程度に留めて、あまりこんな問題に時間を取られない方がいいのではないでしょうか。
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- thegenus
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補足ありがとうございます。GABというの知りませんが読解問題以外もあるのですよね。選択問題ばかりなのですかね。 質問者さんの読解力と人間性は問題ないと思います。 GABが苦手というのは読解問題以外に原因があるのではないですか。あなたは読解問題は得意なのでしょう。 設問については、[中略]なる部分を問題製作者が読んでいる訳ですから、それでという可能性も捨て切れません。 たしか現代文の選択式問題は、本文を読まずに設問だけで正解を選べたと思います。今回もそうなります。消去法とかでね。これはまずいだろとね。どの問題も本文はおまけなんですね。 私が冗談めかした事はまんざらでもないのですよ。採用する側は、どういう文章を試験問題に選んでもいい訳ですから、選ばれた文章のテーマが、ものすごく重要なのです。採用する側より、あなたが賢くても、馬鹿な採用側の馬鹿な選択問題の趣旨を尊重してやらなければなりません。この設問に限らず、現代文の問題は、問題にすること自体がおかしいという話がありますよね。そうなのです。だから原文の作者の趣旨よりも問題製作者の意図から、何を答えにしたがっているかを考えなければなりません。都知事の話の論理から考えて正しいと、言えないとか、分からないとか、そんな正解にする為に、都知事や日本の存在感を引っ張り出したら不謹慎な問題です。あなたも私も答えはCになると思うのですが、Cを選ぶことのおかしさに気が付かなければなりません。あなたが問題を作る立場になって考えるしかありません。これはAを正解にするために作られた失敗作です。何を正解にしたくて作られた問題か。それが現代文や小論文の解法です。本試験はそうなりますし、この設問も結局正解がCではなくAであるから救われる悪問なのです。つまり正解の置き方は正しいのです。正解にすべき選択肢を正解にしている正しい傾向の問題なのです。だから読解問題の意図を学ぶ練習問題としては少しも間違っていない、しいて言うと超引っかけ問題なのです。「論理」とか「明らかに」とかは無視です。現実の人間は、そんなもの通用しない人間ばかりです。この問題のように、不必要にそういう事言っている奴ほど矛盾しています。このサイトも質問に答えるものですが、同じ現象があるでしょう。それが現実ですからそうした人間の思惑と質問とのギャップを埋めるためにも、訳分からない問題や、判断力のない人間に対しては、Aを選んで下さい。あなたの論理が正しくてもベストアンサーに採用されません。正論を言い出したら、数学以外のほとんどの試験で問題が生じ始めるでしょう。こうした変な設問の存在によって、自分がしている事が何なのかを改めて達観できるのですから、いいことなのです。回答行為をしている私はなどとね。ありがとう。GABだかなんだか知りませんがGANBATTEください。
お礼
こちらこそ、再度のご回答本当にありがとうございます。 表の読み取り問題と読解問題があってどちらも選択問題です。 私の考え方がどこかで間違っているから間違ったんだと思っていたので、人間性に問題ないといっていただけたり読解力をお褒めいただけてとても嬉しいです。 「原文の作者の趣旨よりも問題製作者の意図」というのは問題を解く際に全然考えていませんでした。 確かに問題を出す人がその答えを作るのですから、自分の考えで原文ばかりを見るよりも出題者の思惑を考えた方が意図された答え辿り着けますね。 とても勉強になりました。 分かりやすく教えていただきありがとうございました。頑張ります。
- momordica
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何なんですか、これ。 > A 「ギャップ」という言葉に注目すれば、40年前の日本と現在の日本が異なることが分かる。 よくこんなでたらめを模範回答だとか言って売るなと感心してしまします。 文中の「ギャップ」が、40年前の日本と現在の日本の間のギャップでないことは明らかです。 本文では「『ギャップ』を埋めるためにオリンピックを開くべきだ」と言っているわけですよね。 もし、オリンピックを開き、世界にアピールすることで、今の日本の存在感と40年前の日本の 存在感との間のギャップが埋まるというなら、それはつまり、40年前の日本より今の日本は 存在感がないのだと言っていることになってしまいます。 いくら何でもそんなことは言っていません。 本文の趣旨を簡単にまとめるなら、 ・東京オリンピックをきっかけに、その後の40年で日本は世界に類を見ないほど進歩した。 ・しかし、その進歩に見合うほど、日本の存在感は増していない。←これが「ギャップ」 ・だから、オリンピックを東京で開いて、40年前の日本とは違うのだということを世界に アピールして、もっと日本の存在感を増すべきだ。 こういうことだと思います 要するに、40年間で日本は発展したが存在感はあまり増していないと言っているんです。 敢えて答えるなら、Bが一番正しいように思います。 というか、これ多分、某知事の講演を文字に起こしたものですよね。 原稿なしの講演を文字にすれば、こんなものなのかもしれませんが、はっきり言って 全く文章になっていません。 こんなのから「本文の論理」などと言われても困るでしょう。 ひどい問題だと思います。 #4さんの考えも面白いですけど、別に知事の考えが正しいとか間違っているとか言え と言われてるわけじゃありませんしね。 あくまで、設問文が正しいかどうかを問われているわけですから。
- thegenus
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本文を全部、書いてください。肝心のギャップを含む文が途中です。ギャップが何かを逆算できません。 今のところ、私は、Aを選ぶ理由が見出せません。 ただこれが採用試験に関する問題ということならば、私は即座にAを選びます。なぜなら都知事の話でしょ。この論理性に欠けるしゃべりは。したがってCはもちろんBを正解にすることは政治的にしてはいけない。この卑怯さを大人は常識などという。これは就職希望者に、出典をチェックするような注意力があるか、世間の力学が分かっているか、馬鹿正直で失礼な言動をしないか、を検査する問題。今のところAを選ぶ理由はそれぐらいしか考えられません。本文の論理から考えて明らかに正しいというのなら、ギャップじゃなくて、正しいと考えられた、その考えを解説文に載せれば、済む話だろ、と本質をつくような労働者は要らない。しかしそういう解説文が本当でもそれは書かない。考えてそうするような頭のいい奴も要らない。選択問題は慎重さのチェックなのでは。そう感じてしまいました。門外漢の妄想です。 質問本文にある質問者さんの説明に同意見です。
補足
すみません。勝手に省略してしまいました。以下が設問のの本文全部になります。 【オリンピック国内候補地の決定について】 皆さん、こんにちは。 去る8月30日、JOC、日本のオリンピック委員会の選考会が開かれ、競争相手の福岡をしのぎ、東京が10年先、2016年のオリンピック日本の開催候補地に決定いたしました。[中略]ただ、私も42年前のオリンピックを物書きとしてあちこちのメディアに頼まれて観戦して、観戦記を書いたりもしましたが、生で世界のアスリートのデッドヒートを見るということは、本当に何ともいえない刺激で、本当に人生の思い出、人生の記憶に残る出来事でありました。いずれにしろ、あれをきっかけに、あれほどのナショナルイベント、しかもまさに平和の祭典でありますから、これに異論を唱える人間は他にはいないと思います。 中には、色々な政治の紛争があって絶えませんけども、しかし、この限られた時間で、トッップアスリートたちが、観客だって、それぞれの人生、肉体を持っているわけですけども、そういうものを踏まえて感嘆したり共感したりする、そういう見事な劇を展開してくれるわけです。 これは、単に観客の満足や選手の名誉などということじゃなく、社会全体に、非常に複合的な重層的な影響を与えます。 敗戦の後から、わずかして行われたあの「東京オリンピック」が引き金になって、社会工学的に文明工学的に明快に明かす方程式があるようでないのですけれども、しかし、あれが引き金になって日本人の意欲というものが非常に勃興して来て、日本の高度成長が始まって、紆余曲折ありましたが、現実に日本は世界にない経済内容を持つ経済大国になり、世界をリードする、文明を変えていく先端技術を得意とする、そういう国家となった。 そういう成熟が、あれから40年の間に日本にもたらされましたが、そのきっかけは、まさしく「東京オリンピック」でありましたけれど、ここまで来た、この日本の国際社会における存在感と言うのは、どうも私たち日本人国民から眺めて、自分自身のことですけれど、不本意なものがあると思いますが、皆さん、どうでしょうか? 私は、そういうギャップというものを埋めていくためにも、今までのオリンピックと違う、全く違う、本質的にどこか違う「エー」っていうような、それは主に日本の得意とする先端技術というものを駆使して、競技場だけではなくて、東京にやって来る外国のお客さんたちが都市の観光も含めて、そういったものの機能といったものに日本がいかに未曾有の技術を駆使してサービスを尽くしているかということ、それから、進んだ文明社会でありながら日本人が相変わらず良き心構えを持ってホスピタリティを持ってお客さんをもてなしてくれるという、そういう他の国では出来ない満足というものを「オリンピック」という舞台を背景に造成していくことが出来ると思っております。[中略] 私、いろいろ考えていますが、北京、そしてロンドンまでは、いわゆる既存のオリンピックの域をそう大きく出るということはないでしょうが、東京は、まさに今世紀的なあるいは未来世代的な、そういうオリンピックを実現していきたいと思っておりまして、また、その自信も十分ありますし、何よりも、その可能性を私たちは持っているということです。
- hakobulu
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「日本は世界にない経済内容を持つ経済大国になり、世界をリードする、文明を変えていく先端技術を得意とする、そういう国家」としての存在感を40年前からずっと保持し続けてきた。 これに対して、 「このような存在感に不本意なものがあると思うのが国民的な趨勢ではないだろうか」 というのが著者の主張です。 「40年前からずっと保持し続けてきた」存在感に不本意なものがあると思うという(総意がある)こと自体、 「国際社会における日本の存在感は、40年前とは異なっている」 ということになります。 「このような存在感に不本意なものがあると思うのが国民的な趨勢ではないだろうか」 という問いかけの形をとっていますが、著者(本文)の論理からすると、この主張は既に国民的総意として認められたも同然という立場で論が展開されています。 おっしゃるように「今の存在感に対するギャップ」と考えることも当然できますが、著者としては、自らの主張している存在感を「今の存在感」と位置づけています。 「(自説の)今の存在感」と「それまでの存在感」の違いをギャップと呼んでいるわけですが、 「それまでの存在感」が最も力を発揮していたのは、40年前の東京オリンピックのときでした。 それが徐々に変節してきたはずなので、厳密に言えば、 「国際社会における日本の存在感は、【少なくとも】40年前とは異なっている」 と表現すべきなのでしょう。 とはいえ、 A (あくまで)本文の論理から考えて明らかに正しい ということは言えると思います。
私もNO.1の方とよく似た印象を持ちましたが、設問に採用された以上、いかにそれが悪文であろうとも、その文章の作者が意図しているところのものを、解答者として出来るだけ精確に読み解く義務と必要はあるだろうと思います。 ギャップと言う言葉の意味ですが、私は >ここまで来た、この日本の国際社会における存在感と言うのは、どうも私たち日本人国民から眺めて、自分自身のことですけれど、不本意なものがあると思います >日本の国際社会における存在感 が、40年間の間に「ここまできた」非常に大きくなったといっているのでしょう。しかしそれを日本人が眺めて不本意なものがある、つまりそれを認めたくない、本心からそう思っては居ない(これを”ギャップ”と表現しているわけでしょうが)、とこの著者は考えているようです。その後の文章は設問とはあまり関係がないようにも思えますが、多分、外国人に日本の先端技術を見せ付けて驚かせてやろうというような提案のようです。 答えは A でいいのではないでしょうか。
- rkd4050
- ベストアンサー率60% (112/184)
私はGABを受けたことがないのですが、本当にこんな悪問が試験の問題として使われているのでしょうか? 正直言って信じられません。 ともかく、まずは読むに耐えない悪文である本文を整理してみましょう。 敗戦後すぐに行われた東京オリンピックが引き金になって、日本人の意欲が勃興し、高度成長が始まった。そして、現実に日本は経済大国になり、世界をリードし、文明を変えていく先端技術を得意とする国家となった。 しかし、40年の間にここまで成熟した日本の国際社会における存在感は、我々日本人にとって不本意なものがある。 私はそのギャップを埋めるために、日本の技術を駆使して、従来のオリンピックとは全く異なるオリンピックを開きたい。 では、設問に答えましょう。 本文によると、日本の存在感は、その成熟ぶりの割には不本意だと言っているわけですよね。技術大国&経済大国になった割には存在感が薄くて不本意だから、日本のすごさをアピールするために誰も見たことのないオリンピックを開こう、と言っているわけです。 つまり、「40年前に比べたら現在の日本は技術、経済的に成熟した」とは書かれています。しかしこの本文には、40年前の存在感と、現在の存在感を比較する文脈は一切ありません。つまり、変わっていないとも異なっているとも書かれていないのです。 つまり、答えはCでしょう。なぜ模範解答がAになるのかさっぱりわかりません。 確かに40年前の日本と現在の日本は「異なる」とは書いています。でもそれは「経済、技術」を比較してのことであって「存在感」の比較ではありません。私が試験官なら、この模範解答は不正解にします。
お礼
そうなんですか!そういう設問というのもあるのですね。 就職試験の問題なので過去問集等はなく、また参考書中で表記されている問題数が多くないのでつまずいて困っていました。 「細かい言葉じりで判断しないでください。」という条件があるのですが 私はそこの線引きが苦手で、そのため問題の解答が理解できるようになれば 条件が分かって解けるようになるのではと思いここで質問させていただきました。 最初は模範解答を鵜呑みにしていたのですが、分かりやすく説明していただけて 複数の解答が可能な理由やどうしてそうなのかまで分かってよかったです。 とても勉強になりました。 ご回答どうもありがとうございました。