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NGOが問題視
日本の部活動に根強く蔓延る体罰に関して、国際NGOが問題視して いる。と報じています。 日本がオリンピック招致で三回も落選していたのは、こういうこと も問題視されていたからなのでは。 そして、新型コロナウイルスによって来年に延期された東京オリン ピックですが、体罰によって育てられた選手がメダルを取ったと して、果たして選手だけが称賛されるでしょうか? その選手を育てた監督、コーチがしゃしゃり出て、「この選手を 育てたのは私だ」と大きな顔をしないだろうか? こういう体罰をする人間にある、ある種の上昇志向は選手を利用 してのどす黒い下克上精神であったりしないのだろうか? どう思いますか。
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子供にスポーツの英才教育をするのに体罰以外のオプションをあまり持っていない指導者が多いんじゃないでしょうか?その指導者も体罰で鍛えられて成功してその地位にあるかも知れないし、親がアスリートだったらやっぱりそう言う環境に慣れ親しんで来て、容認する人も多いのでは。子供を指導者に預けるときに「ビシビシ鍛えてやってください」なんて言うけど、ビシビシって体罰からきているのでは?伝統的にも「ご指導ご鞭撻のほどお願いします」って、指導と一緒にムチで打ってくれと言うじゃないですか。伝統的に深く染み付いていると思います。体罰は暴力で児童虐待だから許されないと言う法律と社会常識で、それをやめろと言うのは正論だけど、子供を預かって将来の一流のアスリートに育てるのに、有効な手法だと思っていたものをただ単純に封じられたら、困る人が多いのかと思います。ロシアがドーピングをやめられないのと同じ。子供のスポーツって裾野なので指導者も多いし、手法や能力もまちまち。人格者とも限らない。暴力に頼らず子供の健全な成長とともに能力を伸ばしてやる様な手法を共有したり浸透させない限り、仮に体罰がなくなっても言葉の暴力や恐怖、無謀なしごきに頼る方法は変わらない気がします。これって結局上位の競技団体や文科省が体罰禁止と言って臭いものに蓋をして終わらせていて根本的な原因にタッチしていないからかと。 ところで、NGO (ヒューマン・ライツ・ウォッチですね)の報告では、虐待や性虐待まで報告されています。 https://www.hrw.org/ja/news/2020/07/20/375762 これってスポーツ教育の中でこそ起こる事なのでしょうかね?それとも社会全体で起こる犯罪がスポーツ教育の中にもあると言う風に捉えるべきなのか。HRWは世界の人権問題を監視して報告する団体なので、分析まではしません。でもせっかく指摘してくれているのだから、臭いものに蓋をしないで改革して欲しいものです。 HRWはノーベル賞まで受賞した団体なので、影響力は大きいけれど、世界中の国々で起こる人権問題を山の様に報告していて、今回の物はそのごく一部だし、おそらく調査・報告は日本のメンバーがやっているのだと思います。オリパラの開催決定にそんなに影響があるとも思えないですが、今後の日本のスポーツが伝統芸から科学的な手法で強化できる様になって欲しいです。
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