• ベストアンサー

ホウ素を撒かない理由は?

現在、福島第一原発に海水や真水を放水・注水してますよね。 核反応を阻止する為にアメリカなどからホウ素を大量に貰ったと聞きましたがホウ素を投入したという情報はまだ出てませんよね? そこで質問ですが、ホウ素を投入しない理由は何故ですか? 廃炉にしたくない為、という理由は耳にしますが枝野さんは廃炉を考えているとおっしゃったと思うのですが他に理由があるのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.4

 福島原子力発電所(第一と第二)の原子炉では、地震が発生した時に、自動的に制御棒が挿入されたため、事故が起きる以前に、(連鎖)核分裂反応は停止しています。  既に核分裂が停止していて、中性子の発生も無くなっているのですから、新たにホウ素を投入する必然性は、あまり高くは無いのですが、海水の注入が始まった際には、その海水にホウ素の化合物であるホウ酸が混ぜられています。  おそらく、万が一、予想外の事態が起きた場合にも、再び核分裂が起きる心配をしなくても済む様にするために、あくまで念のために、ホウ酸を混ぜたのではないかと、私は推測しています。  現在、注入している水にもホウ酸が混ぜられているのかは、はっきりとは判りませんが、前に海水に混ぜて投入したホウ酸は、原子炉内に残っています。  因みに、加圧水型原子炉と呼ばれる方式の原子炉では、運転中に使用する冷却水にホウ酸を混ぜる事で、核分裂反応の速度を適度に調整していますが、 福島原子力発電所の原子炉は、加圧水型ではなく、沸騰水型原子炉であり、沸騰水型原子炉では、ホウ酸を混ぜなくとも、水が沸騰した時の水蒸気の気泡で、核分裂反応の速度が適度に調整されますから、通常は冷却水にホウ酸は混ぜられてはいません。

Rion5000
質問者

お礼

もう投入済みだったんですね。 私の情報不足でした。 ご丁寧に説明して頂き、嬉しく思います。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.3

原発は普段からホウ酸水を冷却水に使っているので、ホウ素は入れるのが普通で廃炉云々とは関係ありません。 2号炉はまだ入れてるようですし、1・3号炉もこれまで散々ホウ酸水入れてます。 報道もされてます。

回答No.2

ホウ酸は13日の時点で投入されています。 中性子の発生をおさえるためです。 今回海水に代わり、真水を入れますが、その中にもホウ酸を入れる予定です。

Rion5000
質問者

お礼

もう投入済みだったんですね。 私の情報不足でした。 回答ありがとうございました。

  • yasuto07
  • ベストアンサー率12% (1344/10625)
回答No.1

温度が下がりつつあるからでは。

関連するQ&A