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石灰水の用途
子供の理科で呼吸をすると二酸化炭素が出るということを教える以外の用途ってありますか? けっこう化学薬品をつかうところで働いているのですが、実社会で役に立っている例を見たことも聞いたこともないです。
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>「石灰水」として売られているものの教材以外の用途 私No.3の回答者様と同じで、石灰水が試薬として市販されているのを 知りませんでしたが。もし、売られているのならば学校での化学実験以外の 用途は無いでしょう。理由は非常に割高だからです。 500mLの原価は10円以下だと思いますが、販売価格は500円 くらいになっているのではないでしょうか?食塩なども一級試薬として 購入すると市価よりもかなり高額になります。ですから、このような 原価率の低いものは産業材料として成り立たないのです。産業界としては 石灰水の材料である石灰を直接利用しています。 多分、ご質問の主旨はこのようなものだと思います。 塩酸や硫酸(試薬として販売されているものと同じ。単価は違いますが)は 工業的に多方面で利用されている。しかし、小中学校の実験でよく使われる 石灰水は実社会で使われることがあるのだろうか? これの結論は冒頭に書きましたように「無い」と思います。 理由はNo.6の回答者様が書いておられるように、溶解度が低いからです。 ただ、固形の消石灰や石灰乳としては使われることがあります。 No.3で書いているように最も安いアルカリ源でると同時に、カルシウム イオンは硫酸イオンや炭酸イオンなどの2価の陰イオンで固化するからです。 河川の中和などで石灰水でなく石灰丹生をまくのは、薄めれば石灰水と同じ ようになるからです。1トンの消石灰を溶かすためには大量の水か必要ですが、 石灰乳を川に流せば顆粒で自然に石灰水になります。これは石灰水を流して いるのとは違いますが、最終的には同じ効果です。
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- htms42
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#6に「石灰と石灰水は別のものである。石灰水の用途について質問しているのだから石灰で答えるのは誤りである」と書かれています。でも例として示されている「石灰乳」も「漆喰」も石灰の用途の例です。教材で売られている石灰水の用途の例などではありません。 教材として売られているものは教材としての用途しかないものがほとんどです。 それを「実生活で役に立っているようには思えない」というような判断の対象にするのがおかしいのです。石灰を水に溶かせば出来るものがわざわざビンに詰めて売られているとしたらそれは教材としての需要があるからです。なぜ商品として成り立っているのかという質問だったのかもしれませんがご質問の文章からそういう読み取りをするのは難しいです。だから皆、石灰の用途について回答を書いているのです。
- malaytrace
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ANo.2の者です。 石灰水について尋ねているのに、何か一方的に石灰(消石灰)についての答えばかりが返ってきてお困りのようですね。 石灰と石灰水、食塩と食塩水は違いますから皆さんよく質問を読みましょう。 で、石灰水が使われないということですが、石灰こと水酸化カルシウムの溶解度が小さく、濃度を上げられないことから、酸の中和剤など塩基としての用途には溶解度以上に石灰を加えて撹拌した懸濁液である石灰乳が用いられる。これは先に書いた通りです。消石灰を主成分とする実用品では、いままで他の方が挙げられた他にも漆喰があるでしょう。消石灰が炭酸カルシウムに変化するのは石灰水の白濁と同じ反応なので、石灰水の白濁の説明のときに例として挙げています。 あと、空気中の二酸化炭素を吸収しても沈殿(少量だと液面に析出するかも)を生じてしまいますから、溶液としては保存しにくく、結局石灰乳を作って静置し、消石灰を沈殿させた上澄みを使用、またはろ過する。だからほとんど溶液として流通しない。 結局、「石灰水」としての用途はやはり二酸化炭素の検出試薬ぐらいであり、しかも溶液としての商品価値は実験器具等が整備されていない環境、あるいは薬品を調製する時間がない(具体的には思いつかないですが)ような状況に限られるでしょう。
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
#3です。 >「石灰水」として売られているものの教材以外の用途を知りたいです。 >けっこう化学薬品をつかうところで働いているのですが、実社会で役に立っている例を見たことも聞いたこともないです。 実生活で役に立っているかどうかの判定が子供用の教材をそのまま使うかどうかで出来ると考えておられるのですか。石灰、または石灰水を使おうとする人が子供用の教材を買いに行きますか。畑に石灰を入れるというのは家庭菜園や日曜菜園をやっている人でもすることです。園芸材料店に行って石灰を買います。石灰はホームセンターに行っても売っています。多分10kg、20kgぐらいの単位で売っているでしょう。 「化学薬品については素人ではない」と言っておられる方がそういうレベルの認識なんですか。 >質問のしかたが悪かったかもしれません。 というようなものではありません。 根本的に認識の仕方が「?」なのです。 教材として石灰水が売られているとは思っていませんでした。石灰を水に溶かせば出来るのですからわざわざ石灰水を教材店から手に入れるということは中学、高校ではないことです。個人的に家で使いたいというのであればお菓子の乾燥剤を水に溶かせば出来るものです。幼児教育とか初等教育とかのコースを出て教職になられた方はほとんど化学実験の経験がないという場合が多いです。そういう先生のために「石灰水」が売られているのでしょう。 実験の経験があっても忙しくてそこまで手をかける余裕がないという事も考えられます。小学校では全教科を教えなければいけないのですから。
- Saturn5
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ノビ太の友達は源しずかです。 百聞は一見にしかずです。 サカナクンさんが発見したクニマスの故郷である田沢湖は 強酸性の玉川の水により死の湖となりました。 現在は、石灰(純粋な意味で石灰水ではないのですが)を 利用して酸性を中和するようにしています。 http://www.ktr.mlit.go.jp/sinaki/various/k-tamagawa.html
補足
質問のしかたが悪かったかもしれません。 「石灰水」として売られているものの教材以外の用途を知りたいです。
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
酸を中和するのに用いるアルカリの中で一番、安くて、大量に手に入るものです。 比較的取り扱いが簡単な強アルカリです。 化学物質を製造する時を考えます。ナトリウム化合物のナトリウム源は食塩です。カルシウム化合物のカルシウム源は石灰石です。CaCO3をそのまま使うかCaO, Ca(OH)2として使うかのどちらかです。 子供の実験のためだけにあるのではありません。 お菓子の乾燥剤だけが用途であるわけでもありません。 >実社会で役に立っている例を見たことも聞いたこともないです。 ありふれた物質であるということと日常目にすることが多いという事とは別の事です。 実生活で役に立っているかというような判断には疑問を感じます。 硫酸でも塩酸でも普通の人が目にする機会はほとんどありません。学校の実験で使った事があるというのがせいぜいでしょう。 でもどれも工業的な用途に大量に使われているはずです。 一度硫酸の年間生産量を調べてみて下さい。その生産量に見合った消費があるはずですね。あなたが経験している硫酸の使い道のイメージでその消費量を説明できるかを考えてみて下さい。500mlの瓶をいくらか扱った事があるというレベルでは説明できない内容になるはずです。 水酸化ナトリウムは現在電気分解で作られています。 でも以前は炭酸ナトリウムと水酸化カルシウムの反応でつくられていました。 Na2CO3+Ca(OH)2⇒2NaOH+CaCO3↓ 炭酸ナトリウムは天然にも産出する物質です。ソーダと呼ばれています。そのソーダよりも働きの強いアルカリという意味でNaOHは「苛性ソーダ」と呼ばれたのです。 この方法は現在でも電気分解と併用して使われています。生産調整のためです。 電気分解の方法では塩素ができます。塩素の需要が減れば塩素を生じない製造方法に切り替える必要があるのです。 売れる見込みのない塩素をどんどん作るわけにはいかないからです。 あなたは「石灰」をどう読んでいますか。 多分「せっかい」でしょうね。元々の読み方は「いしばい」です。ある種の石を焼いて出来る白い粉です。 日本でも外国でも重要な建築資材でした。お寺やお城の白い壁はすべてこの石灰が材料です。漆喰というのは壁土、と石灰を混ぜて作っています。乾燥するにつれてCO2を吸収してCaCO3に変わります。防水性のある丈夫な白い壁が出来上がります。昔は白いペンキなどありません。白いものがあれば大抵は石灰です。 地中海付近の国、南米の国の町並みには白い壁が目立ちます。すべて石灰の白です。 石灰を取るために使う特別な石の事を「石灰石」と呼びます。 石灰石には化石がよく含まれています。貝殻の成分と同じです。 石灰は石灰石を焼いて作ることもできますが貝殻を焼いて作ることもできます。 日本人形の顔に塗る白い顔料(胡粉)は貝殻を焼いて作ります。日本画の絵の具の白も胡粉のはずです。
補足
質問のしかたが悪かったかもしれません。 「石灰水」として売られているものの教材以外の用途を知りたいです。
- malaytrace
- ベストアンサー率33% (349/1027)
透明の飽和水溶液としての石灰水は二酸化炭素の検出のための薬品ですが、石灰乳としてなら用途は多いと思いますよ。
- naznaz1111
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こんにゃくの凝固剤って、石灰水じゃなかったでしょうかね。 あとは、pHの調整剤として、食品に入っていたり。 実験室レベルの場合、塩化アンモニウムと反応させてアンモニアを生成するとか。 鍾乳洞を作るのは、石灰水・・・ちょっと違いますか(笑)
お礼
質問と回答がどうもかみ合わなく、質問者として申し訳ありません。 実社会という単語が混乱を深めたようでして。 薬局で聞いたところ、ふつうには動物や植物の消毒薬に使うそうです。