「馬鹿!」といっても、笑いながら「馬鹿!」という場合と、青筋立てて「馬鹿!」という場合、同じ「馬鹿!」でもその意味は全然違ってきますよね。私が言いたいのは「Do,it!」だけに着目するのでなく、その前後関係などからその意味を確定ないし類推する必要があるということです。「Do,it!」だけを引っ張り出して質問するのは頂けません。
どだい英語は他国語です。ネイティブのようには使いこなせません。そうなると一番必要な能力は「類推力」です。この力は英語能力に関係なく、頭を働かせば対応できると思います。
ただし、特に英語に関する類推力を高めるために有効なのは英語辞書です。私は昔開拓社から出ていた「IDIOMATIC AND SYNTACTIC ENGLISH DICTIONARY]」や Oxford Kaitakushaから出ていた「Oxford Advanced Lerner's Dictionary of Current English」を利用していました。例文が一杯出ていて、日本語が一切ない分、類推以外に訳しようがないから類推力が確実に付きます。
また、英語を訳するときにいちいち辞書を引いては類推力はつきません。何度も何度も集中して英文を読む。特に、動詞に着目し、それに対応する主語をヒモツケする。その動詞の時制に注意する。文脈の中で分からない単語等を類推する。こんな風にして苦手を克服してください。英語の点数が取れないと大学には行けませんものね。
ところで肝心の「Do,it!」ですが、「四の五の言わずにすぐやれ!」かも「早くやってね!」かも、そのあたりでしょう。くれぐれも文脈の中で類推、訳してみてくださいね。
昔アルバイトで点数をつけていましたが、「こなれた訳文」にしないとよい点数はとれません。意味の通らない直訳より、少々外れていても一生懸命類推した日本語らしい方が点数が稼げると思います。
お礼
「やれ!」「やってね!」みたいな使い方なら、話の前後からすると「やろうぜ!」って感じだったのかな? なんとなく意味が読めました。 ありがとうございました。