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間接蛍光抗体法について

初めて間接蛍光抗体法を行います。 一次抗体に、抗人モノクローナル抗体(免疫動物マウス)は50mg/200μLを購入しました。 二次抗体は、次の二つがあります。 抗マウスIgG(全分子)抗体, F(ab′)2フラグメント-FITC標識 ヤギ宿主抗体。 抗マウスIgG抗体(全分子)抗体–FITC標識 ヤギ宿主抗体。 1.製品の違いをお教ください。 2.一次抗体の液量からして、二次抗体はどの程度の量を購入すれば十分でしょうか。 ご教示よろしくお願いいたします。

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  • Mr_Spock
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回答No.1

F(ab')2フラグメントは、全IgGを酵素でFcを切り離し、精製して取り除いたものです。 Fc領域を取り除いているので、 ・ほ乳類の貪食細胞などに存在するFcレセプターに、(抗原抗体反応でない様式で)結合をする可能性がない。 ・分子量が小さくなるので、浸透性がよくなる。 ということで、免疫組織化学(とくにほ乳類)に向いています。 >2.一次抗体の液量からして、二次抗体はどの程度の量を購入すれば十分でしょうか。 説明書きに目的別に、何倍希釈で使えという推奨希釈率が出ていると思います。 >一次抗体に、抗人モノクローナル抗体(免疫動物マウス)は50mg/200μLを購入しました。 それは何回分にあたるのか、一回に二次抗体希釈液がどれくらいの体積必要か、で決まってくるんじゃないですか。それと、抗体自体は長期間安定ですが、標識(とくに酵素標識)は失活しやすいので、長期間かかっても使い切れない量を購入するのは避けます。

OKWave2008
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 F(ab')2フラグメント が、哺乳類に向いていることがわかりました。私は魚介類なので通常の二次抗体を使用することにします。 酵素標識が失活しやすいのには驚きました。大変ありがたい情報です。二次抗体にビオチンがついたものを使い、それにストレプトアビジンーペルオキシダーゼで酵素法も考えていましたので、大変参考になりました。

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