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流動性のわなにおける貨幣需要関数
貨幣需要関数の表(縦軸r 横軸L) 流動性のわなとは、横軸に対して関数が水平になってしまうことをいうのですよね? ここで質問なのですが、教科書をみると、 「利子率が現在よりも下がらないと予想したとき、その利子率のもとでいくらでも資産は貨幣として保有されることになり、投機的動機に基づく貨幣需要関数は水平になる」 と書いてあるのですが、 利子率がこれ以上下がらない=債券をもっておけば利子率はこれ以上下がらないのだから持っていた方が良い(ex,例えば倒産しないと仮定する企業Aの株価が1円でもうこれ以上下がらないとしたとき、その株価を欲しくなるのと同じ)=現金を債券にかえる=MS(貨幣需要)が下がる だと私は思うのですがこの考えのどこがおかしいのでしょうか? 回答よろしくお願い致します。 他の質問欄に賃金の下方硬直性についての質問ものせたので、ご回答していただける方がいらっしゃいましたらそちらもお願い致します。
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「利子率がほとんどゼロなので債券(債権ではない)を持っていても仕方がない」という消極的な動機ではありません。 利子率が十分低いことは債券価格が十分高いことを意味します。 ということは、将来にかけて債券価格は上昇する確率は非常に低く、下落する確率が高い。 従って将来の債券価格は下落することが期待される。 これが引用部「利子率が現在よりも下がらないと予想」の含意です。 ちなみに債券価格と利子率の関係は大雑把に書くと利子率=利息/債券価格です。
- gootttt
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>利子率がこれ以上下がらない=債券をもっておけば利子率はこれ以上下がらないのだから持っていた方が良い ではありません。 利子率が殆ど0なので債権を持っていても仕方ない=債権が欲しがる人(中央銀行による金融緩和は債権を買うということです)がいたらすぐに売り払って債権を現金に換える→したがって金融政策の効果がなくなる となります。
補足
早々の回答誠に有り難うございます。 「利子率が殆ど0なので債権を持っていても仕方ない。」とありますが、利子率と債券はどのような関係なのでしょうか? 債券価格と利子率の因果関係がよく分かりません。 後説は納得できる(債券が不要の場合は債券を売り払う=貨幣需要が無限大になる)のですが、前提である、利子率が0のとき債券が不要になる理由が検討できません。 ご回答いただけたらと思います。
お礼
利子率=利息/債券価格 の式をみて全てが納得できました。 ご回答ありがとうございます!!