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心音図と接着部位
この間実習で心音計、心電図計(II誘導)を繋ぎ計測を行いました。そして心音図はマイクロフォンを用いてそれぞれ心尖部、大動脈弁II部 第2肋間胸骨右縁、肺動脈弁II部 第2肋間胸骨左縁、と接着部位を変えて計測した所心音図波形に変化がありました。 (目立つ所見、心尖部:正常?、大動脈:高さ低下、肺動脈:波形の陰性化) 接着部位を変えているため、心音図に変化がでる事は分かるのですが、なぜそのような波形になるのかが分かりません。 計測部位が変わると共に心臓までの距離が変化するためでしょうか?
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臨床においては心エコーと同時同期に記録観察します。 単独で用いることは現在ではないでしょう。 心音図の波形に絶対的なものがあるわけではなく 正常、正常と思われる音波形と異常波形の区別がつきやすいように 増幅やフィルターを通して波形を作っているのです。 マイクの位置はそれぞれ狙った動きの部位に一番近いところの波形が 一番大きく詳細に記録できるように調整しているのです。 心電図の各波は電気的な心臓の動きの順番です。 同期してみるとこの位置で一番大きく音がでる部位はどこかがわかります。 ノイズかどうかもある程度は区別できるはずですが現在では エコーと同期させて実際の動きの映像と比べて用いることで 診断に役立てています。
お礼
説明が分かり難かったようですね。すみません。 しかし臨床では単独で計測は行っていないのですか。 また、計測部位は狙った部位の波形を顕著に表すために変えている、ということだったのですね。 理解できました。 ご回答ありがとうございました。