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12誘導電極の装着部位について
循環器科に勤務をし始め、心電図の勉強を始めたばかりの者です。 12誘導心電図をとった際、検査結果を見て V5、V6の電極位置が第7か第8肋間にズレてしまっているとの 指摘を受けました。 そのような位置に装着してしまった場合は、波形にどのような変化が ありますか? 分かりにくい質問で申し訳ありませんが、どなたか教えてください。
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- ebisu2002
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回答No.1
V4の電極の位置が第5肋間で、V5、V6はそれと水平に同じ位置ですからV5、V6の電極位置自体はどの肋間とは特定できません V4より肋骨が上に曲がっていきますからV5が第6肋間、V6が第7肋間程度になるかもしれませんが曲がりに個人差がありますから一概には言えません 指摘するとすればV4の位置の肋間がずれている意味でしょうか? であればV4~6が心臓に比べ下に遠ざかることになりますからそれぞれ波形が小さいような変化が起きます もしかすると肋間のズレ(体の頭足方向へのズレ)のことではなく横方向に回るような意味を指摘されたのかもしれません V6は胸の真横で胸の厚みの中間ですが、V6が背中よりになってるようなことです 正常の方の胸部誘導の波形でもっとも多いパターンはV5誘導が最もR波が高くそれよりV6のR波は小さくなっていきます V4~6が背中よりにずれれば、V4が最高となりV5ですでにR波が小さく、V6はかなり小さな波形となります はじめのうちは電極を付けたら経験者にチェックを受け、その後に記録すべきでしょう